散歩の千二百五十七話 ケントちゃんの新しいお友達
でも、ずっと薬草採取をすれば疲れちゃいます。
定期的に休憩を取らないと。
特に、小さい子達は夢中になると時間をわすれるよね。
シュッ。
「これとこれと……」
僕は、アイテムボックスから色々取り出して休憩の準備をします。
護衛の聖騎士と領兵が、僕の休憩準備を見てびっくりしていました。
「お茶とお菓子の準備ができたよ」
「「「「「わーい!」」」」」
ちびっ子達は、喜びながら僕が用意したテーブルの近くに来ました。
でも、しっかりと手を洗ってからですよ。
スー達もやってきて、紅茶を飲みながら休憩をとります。
すると、ちょっとした不思議な光景がありました。
「あれ? ケントちゃんの肩に小さなスライムが乗っているよ」
「あっ、本当だ!」
ケントちゃんは、ビックリしながら肩に乗っていたスライムを手に取りました。
大きさは野球ボールくらいの小ささで、透き通った黄色をしています。
そこで、同じスライムということでアオが小さな黄色いスライムに話しかけました。
「あのね、薬草採取をしているから何かなって寄ってきたんだって。いい魔力が、ケントちゃんからしたんだって」
「「「「「おおー!」」」」」
ということは、ケントちゃんの魔力に引かれたんだ。
北の辺境伯領のヒカリ様のスライムみたいですね。
すると、アオがとんでもない事を教えてくれた。
「このスライムは、レアなスライムだって。頑張れば、雷魔法と聖魔法が使えるって!」
「「「「「すごーい!」」」」」
ヒカリ様のスライムは回復魔法が使えるけど、このスライムは本当に凄い。
すると、さっそくケントちゃんがスライムの名前をつけました。
「マルちゃんにしたんだよ!」
ある意味、とっても分かりやすい名前ですね。
冒険者ギルドに着いたら、従魔の手続きもしないと。
きっと、若様は凄いスライムを連れていると町中の話題になりそうです。
「シュンさん、念のためにお義母様とお姉様に伝えておきます」
スーが、直ぐに通信用魔導具で各所に連絡をしています。
でも、エミリア様なら全く問題ないと思うなあ。
なんと言っても、最強の騎馬隊を作り上げたんだから。
「ケントちゃん、アオがマルちゃんに色々な事を教えるって」
「おお、マルちゃん頑張ってね」
アオなら、きっと上手に色々な事を教えるね。
そして、アオの代わりにシマちゃんがケントちゃんの側にいる事になりました。
さて、休憩も十分取ったしこの後も頑張らないと。
護衛の聖騎士や領兵にも、交代で休憩を取ってもらいましょう。
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