散歩の千二百五十三話 訓練場に移動しましょう
その後は、スーはいつも通りに説明を続けました。
例題を交えて話をしていて、僕から見ても良い感じにできていると思います。
ヒャッハーな新人冒険者達も、出だしで躓いたのもあってか大人しく話を聞いていました。
「では、座学を終了します。休憩を兼ねて訓練場に移動し、荷物講習と武器講習を行います」
「「「「「はい!」」」」」
無事に座学は終了し、新人冒険者だけでなくスーもホッと胸を撫でおろしていました。
後片付けをして、みんなで訓練場へと移動します。
シュッ。
「ふんふんふんふーん」
アオがアイテムボックスから取り出した荷物を、シロが上機嫌にシートの上に並べていきます。
武器講習に使う武器も、冒険者ギルドで購入可能な物に絞ります。
ちびっ子達もシロと一緒に荷物を並べていると、ケントちゃんがある武器を見つけました。
「あっ、お母様がこの前振り回していたものだ!」
ケントちゃんが手にしたのは、何とハルバードでした。
エミリア様、子どもの前でなんていうものを振り回しているんですか。
これには、僕達全員唖然としちゃいました。
「ケントちゃん、今は危ないから元の所に置きましょうね」
「はーい」
すかさずスーがケントちゃんに軽く注意をして、この話は終わりです。
その間に、新人冒険者が僕達の周りに集まってきました。
では、ここからはシロに頑張ってもらいましょう。
「じゃあ、ここからはシロが担当するよ! みんなと一緒に頑張ろうね」
「「「「「はい!」」」」」
スーとは打って変わって、シロはとても明るく話し始めました。
そして、シロはバッグを手にして説明します。
「例えば、町中やお外かで持っていく荷物が違うんだよ。あと、依頼の内容で持っていくものが変わるんだ。受付のお姉さんによく確認しないといけないんだよ。意外な物が必要な時があるんだ」
シロが話す内容がキチンとしたものだったので、ヒャッハーな冒険者も少しビックリしながら話を聞いていました。
勿論、真面目な新人冒険者もキチンと聞いています。
「あとね、お水はとっても大事なんだよ。お水がないと、喉が乾いて直ぐに力がでなくなっちゃうんだよ。だから、町中でも外でも水筒は必ず用意しようね」
水の大切さは、僕がみんなに口酸っぱく言っている事です。
脱水症状が本当に怖いので、活動中も定期的に水分補給してもらいます。
特に、まだ体が小さいちびっ子達の事はかなり気にかけていますよ。
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