散歩の千二百四十九話 赤ちゃんのお世話の訓練です
コンコン。
「「「「「訓練終わったよー!」」」」」
「入っていいわ」
ガチャ。
育児部屋からマリア様の声が聞こえ、僕はちびっ子達と一緒に部屋に入りました。
すると、部屋の中では赤ちゃんのおむつ替えにみんなでチャレンジしていました。
何とかできているみたいだけど、マリア様的にはまだまだみたいですね。
「それでは、シュン様にオムツ替えをやってもらいましょう」
マリア様がニコッと僕に微笑んだので、僕は頷く事しか出来ませんでした。
トホホと思いながら、僕はマイクちゃんのおむつ交換をササッとしました。
「「「「「おおー」」」」」
「流石シュン様ですね。とても手際のよいおむつ交換です。赤ちゃんはおむつ交換時に暴れる事があるので、手際よく交換する必要があります」
マイクちゃんも、おむつが新しいものに替わってとても気持ちよさそうです。
でも、僕がマイクちゃんを抱っこしていると、ランちゃんが不満そうに僕を見るんだよね。
ここは、スー達に頑張っておむつを交換してもらいましょう。
「マイクちゃん、お兄ちゃんだよ!」
「あぶぶ」
ケントちゃんも、マイクちゃんとランちゃんのお兄ちゃんとして頑張って相手をしています。
シロ達も、屋敷に赤ちゃんがいるから相手をするのはお手の物です。
「ど、どうですか?」
「何とか及第点と言えましょう。数をこなせば、慣れていきますわ」
ケーシーさんが何とかマリア様から合格を貰い、ホッとしていました。
でも、ランちゃんはまだ不満そうですね。
ヒョイッ。
「うー」
「あらあら、どうしたの?」
テルマさんがランちゃんを抱き上げたけど、明らかに不満そうにしています。
そして、ランちゃんはなんと僕に向かって手を伸ばしたのです。
テルマさんだけでなく、赤ちゃんのお世話を頑張っていた面々は思わずガクリとしちゃいました。
「あぶあぶ」
僕がテルマさんからランちゃんを受け取ると、ランちゃんは満足そうにしていました。
その瞬間、テルマさんは僕に敗北したとガックリとしちゃいました。
「皆さんも、もう少しお世話が上手になれば赤ちゃんに好かれるはずです。これからも、頑張りましょう」
「「「「「はい……」」」」」
マリア様のありがたい話を、スー達は項垂れながら聞いていました。
こういうのは、経験がものをいいますもんね。
この分だと、スー達は今日一日赤ちゃんのお世話の勉強で終わりそうですね。
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