散歩の千二百四十六話 うちの馬のお嫁さん候補を探します
翌日は、予定通りうちの馬のお嫁さん候補を探す事になりました。
サッ、サッ。
「綺麗になって、カッコいいところをみせないとね」
「「「ブルル」」」
シロ達は、朝から馬にブラッシングをしたりしていました。
馬も、心なしかいつもよりもキリッとしていますね。
王妃様は、エミリア様と話があるそうで残念ながら不在です。
では、久々に牧場へと向かいましょう。
「「「「「わあ、お馬さんが沢山いるよ!」」」」」
牧場に到着すると、みんなは沢山いる馬や動物に釘付けになっていました。
先ずは、受付に向かいましょう。
「お久しぶりです」
「「「「「おはよーございます!」」」」」
「おお、あんちゃんらか。待っていたぞ」
受付の獣人は、前にも担当してくれた人でした。
準備ができているらしく、直ぐに牧場内に入りました。
「いやあ、あんちゃんらが馬を鍛えたからエミリア様も負けていられないと張り切ってな。結果的にとんでもない軍団ができたんだよ」
あの、それは本当に申し訳ありません。
あのエミリア様が本気になるなんて、僕達も思わなかったんです。
「まあ、相性というのもあるから暫く放牧させておくのもいいぞ。こればかりはどうしようもないからな」
確かに、嫌がる相手を無理矢理番にするのは駄目です。
それは、僕達も許しません。
「「ブルル」」
分かっているって言っているけど、お調子者のところがあるから大丈夫かなと思っちゃいました。
すると、最初に相手が決まったのは何とこの馬でした。
「ブルル」
「ブルッ」
何と、牝馬の方から若馬に声をかけていたのです。
しかも、うちの馬曰く滅茶苦茶美人らしいです。
この場合は、美馬っていうのかな。
「あのね、このお馬さんは若馬が小さい頃の友達なんだって。若馬に会えて、とっても嬉しいって言っているよ」
「「ブルル……」」
何というか、うちの馬の悔しがり方が物凄いのですけど。
とはいえ、お互いに知り合いだし相性もバッチリみたいだね。
二頭は、暫く今まで何があったかを話すそうです。
「まさか、開始一分で相手が決まるとはな。これは、俺も予想外だ」
受付の獣人も、これにはびっくりしていました。
何にせよ、幸先の良いスタートですね。
「「ブルル……」」
うちの馬が泣いて悔しがっているので、若馬とお相手は別の場所に移動してもらいました。
気を取り直して、二頭のお嫁さん候補を探します。
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