散歩の千二百四十五話 美味しい昼食です
僕達も教会から孤児院に移動します。
子ども達は、追いかけっこをしたり本を読んだりと思い思いに動いていますね。
年長者としてジョディーさんとトリアさんが子ども達の面倒を見ているし、特に危険な感じもありません。
馬も子ども達と一緒になって遊んでいて、かなり楽しそうにしていますね。
「こうして、子ども達が元気よく遊ぶのは良いことですね」
「うむ。親を亡くして辛い境遇にあるのは間違いないのじゃ。笑顔でいるのは、とても大切な事じゃ」
フラン達も、孤児として保護をしています。
そう考えると、王妃様の言う通り親代わりになるのってとても大変ですね。
すると、シロが子どもたちを連れて僕の所にやってきました。
「シュンお兄ちゃん、今日のお昼は何かな?」
「「「「「何かな?」」」」」
君達、流石にまだ昼食の話は早いと思いますよ。
と思ったら、スー達もシスターさんも僕に期待の目を向けていました。
「シュンよ、妾達はもう直ぐ屋敷に戻るのじゃ。早めに昼食にしても問題なかろう」
最後に、王妃様からもこう言われてしまいました。
こう言われてしまうと、僕も料理を作らざるを得ません。
しかも、アオも王妃様の護衛として残っているので、僕一人で昼食を作ることにしました。
「うーん、何にしようかな……」
僕は孤児院の厨房に移動して、メニューをどうしようかと悩んでいました。
ハンバーグはこの前作ったし、トマトもあるからボロネーゼにしよう。
野菜たっぷりの野菜炒めを加えれば、栄養もバッチリですね。
材料もあるし、このメニューでいきましょう。
シュイン、スパパパパ。
今日は一人なので、身体能力強化魔法を全開にして料理をしていきます。
野菜とお肉を切り分けて、麺を茹でていきます。
ボロネーゼの具を作るんだけど、お肉は敢えて食べ応えのあるサイズにします。
野菜もたっぷり使って、美味しさアップします。
「「「「「じー」」」」」
厨房の物陰から、たくさんの目が僕の事を見ていますね。
もう少しで出来上がるので、待っていて下さい。
流石に、配膳はみんなに手伝ってもらいます。
さてさて、お味はどうかな?
「「「「「もぐもぐ、おいしー!」」」」」
子ども達は、満面の笑みでパスタを食べていました。
気のせいか、真っ先に食べ終えたのは王妃様ですね。
「シュンよ、おかわりじゃ」
「「「「「おかわりー!」」」」」
皆さん、よく食べますね。
僕からすると、こうして美味しいって言って食べてもらえるのはとても嬉しいです。
こうして、孤児院と教会訪問は無事に終わりました。
なお、辺境伯家に戻ったらケントちゃんがパスタが美味しかったとエミリア様に笑顔で語っていました。
そして、エミリア様は分かっているよねと僕に笑顔で圧力をかけたのでした。
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