散歩の千二百四十三話 奉仕活動は何とか終了です
その後も、奉仕活動は順調に進みました。
シロも、犯罪者は捕まえたけどゲス枢機卿一派みたいな大物はいませんでした。
「「ブルル」」
だから、暇だから不満だって言わないの。
何度も言うけど、遊撃班が暇なのは良いことなんですから。
「くるくるー」
「わあ、こうして作るんだね!」
そして、今日の頑張った人へのご褒美はホルンの作るまんまる焼きになりました。
ケントちゃんも、ホルンのまんまる焼き制作風景に興味津々です。
流石にホルンだけじゃ手が足りないので、ジョディーさんとトリアさんにも手伝ってもらいます。
「どうも、奴は教会に魔法を撃ち込むつもりで偵察を行っていたみたいだな。万が一住民に魔法が当たったら、大惨事になっていた可能性もある。断じて許せない」
「うむ、そうじゃのう。偵察を行っていたとなれば、実行段階に入っていたということじゃ。たとえ魔法を防げたとしても、混乱するのは必至じゃ」
僕はというと、先代様からシロが捕まえた不審者の話を聞いていました。
王妃様とスーと一緒なんだけど、何で未だに馬鹿な事を考えているのか分かりません。
「奴は、ゲス枢機卿が如何に偉大な存在なのかと聴取をしていた兵に話していた。そのゲス枢機卿が、大罪人として守護竜様に裁かれたとは知らないみたいだったな」
先代様も呆れた表情だったけど、もはやこちらが何を言っても無理な気がします。
状態異常解除魔法や鎮静化の魔法も、多分効かない可能性が高そうですね。
潜伏先に兵が向かっているそうなので、もう少ししたら別の動きがあるかもしれません。
今日の奉仕活動はこれで終わり、僕達は片付けをして屋敷に帰ります。
「「「「「ただいまー!」」」」」
「みんな、おかえりなさい。お風呂に入っちゃいなさいね」
「「「「「はーい!」」」」」
屋敷につくと、エミリア様がちびっ子達を早々にお風呂に入れました。
これは、何かありそうですね。
すると、エミリア様はアオにこんな事を頼みました。
「アオちゃん、馬と共に軍の基地に行ってくれるかしら? あの馬鹿の潜伏先の捜索を始めるそうよ」
アオは、ビシッとエミリア様に敬礼をしました。
そういえば、行きの時もうちの馬とアオでゲス枢機卿一派の潜伏先を捜索した気がしますね。
そして、僕達は応接室へと向かいました。
「明日は、孤児院がある教会に行きましょう。別の怪しい者を見つけられる可能性があるわ。明後日は、みんなの馬のお見合いをしましょうね。お父様からも、是非良い馬を見つけてやれと言われているのよ」
明日の予定はともかくとして、明後日のうちの馬のお見合いは凄いことになりそうな気がします。
エミリア様だけでなく王妃様もうんうんと頷いているので、これは必須な事ですね。
果たしてうちの馬に良い相手が見つかるのか、僕もちょっと楽しみです。
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