散歩の千二百四十話 今日は奉仕活動です
翌日は、予定通り教会で奉仕活動を行います。
準備を進めて、いざ出発です。
なお、炊き出しの食材は辺境伯家で揃えているそうです。
「あぶー」
「ふふ。そうね、お出かけ楽しみね」
マイクちゃんとランちゃんも教会に行くことになり、マリア様も二人を抱っこしてご機嫌ですね。
辺境伯様は、赤ちゃんの教会への顔見せが終わったら直ぐに仕事に戻る予定です。
聖騎士団も訓練を兼ねて護衛につくそうなので、安全はバッチリですね。
無事に教会に着いたので、先ずは挨拶をしに行きましょう。
「「「「「おはよーございます!」」」」」
「うむ、おはよう。久々に会ったが、皆元気じゃのう」
久々の再会とあって、司祭様はニコニコしながら挨拶をしてくれました。
そして、二人の赤ちゃんにも目を向けました。
「元気に大きく育っておる。辺境伯家も安泰と言えよう」
「「ぶぶー」」
司祭様は、マリア様に抱っこされているマイクちゃんとランちゃんの頭を優しく撫でました。
赤ちゃんはというと、この人誰って表情ですね。
そんな中、司祭様が僕にある事を頼みました。
「シュンよ、エンシェントドラゴン様より授かった聖剣を見せてくれぬか?」
「あっ、はい!」
僕は、アイテムボックスから聖剣を取り出して司祭様に差し出した。
すると、司祭様では聖剣を抜く事が出来なかったのです。
「この聖剣は意思を持っておる。聖剣が認めた者しか扱う事ができぬのだな」
まさか、僕も知らない情報があったなんて。
でも、スーやシロ、それにアオは普通に剣を扱えたはず。
後で、詳しく調べてみよう。
そして、聖剣に祈りを捧げたいということで、祭壇に運ばれて行きました。
その時、とんでもない事が起きたのです。
ドスッ。
「うがあ! お、重い……」
なんと、冒険者が聖剣を運ぼうとしたら全く持ち上げられなかったのです。
でも、司祭様は普通に聖剣を持っていたよ。
アオが祭壇に飾ってくれたけど、こんな事もあるんだ。
「恐らく、シュンとの親密性も関係しているのじゃろう。万が一にも、聖剣が持ち去られる事はないはずじゃ」
聖剣に意思があるというらしいし、確かに持ち主を選ぶ事も関係しているかもしれません。
因みに、王妃様は聖剣を扱う事が出来ました。
でも、何故か魔法剣は発動できなかったんだよね。
「あなた、聖剣を抜いてみて」
「ははは、俺には楽勝……ぬ、抜けん!?」
辺境伯様には、僕の聖剣は抜けませんでした。
でも、持つことは可能みたいですね。
シャキーン。
「僕は大丈夫だよ!」
「あら、良かったわね。でも、お祈りをするからしまいなさい」
「はーい」
うーん、なんでケントちゃんには聖剣が抜けたんだろうか。
本当に謎な剣ですね。
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