散歩の千二百三十四話 大忙しの奉仕活動も終了です
「この前の炊き出しのスープも美味かったが、今日のスープもすげー美味いな」
「というか、美味すぎないか? こりゃ、有名な料理人でもいるのかもしれないぞ」
炊き出しのスープを食べている人達も、美味しいと同時にかなり驚いていました。
とはいえ、マズイと言われるよりもずっといいですね。
「す、スカーレット聖教皇猊下、物凄い数の人が並んでいます!」
「ふふ、このくらい折り込み済みですよ。スープを配る人をもう少し増やしましょう」
噂が噂を呼び、炊き出しに並ぶ人の列が凄いことになってきました。
僕達も、回復魔法が使えない面々にスープの炊き出しの配膳を手伝ってもらいます。
シュイン、スパパパパ。
「あ、アオさんも、とんでもない料理人なのですね……」
名誉聖教皇猊下の娘さんは、アオの包丁さばきにかなり驚いていました。
僕とアオが同時に料理に専念できるので、スープも順調にできていました。
なので、配布する人が増えても全然大丈夫です。
「あっ、悪者見つけたよ!」
「ブルル!」
遊撃班も、人が多い分忙しく動いていました。
とはいえ、聖騎士団もシロ達に負けじと張り切っています。
ですので、混乱も殆ど起きていません。
時々孤児や寡婦も姿を見せたけど、順次保護されていきました。
こうして、夕方まで奉仕活動は忙しくも無事に進んでいったのでした。
ジュージュー。
「シュンお兄ちゃん、何を作っているの?」
「簡単なクレープだよ。ジャムを塗って、果物をトッピングするよ」
「「「「「わーい!」」」」」
質問したシロだけでなく、集まってきた孤児院の子ども達も僕の話を聞いて大盛り上がりです。
今日のご褒美オヤツは、みんな大好きクレープです。
出来上がり次第、みんなに配っていきます。
「「「「「あまーい、おいしーい!」」」」」
子ども達は、クレープを口いっぱいに頬張りながらとてもいい笑顔ですね。
聖職者や聖騎士にも、クレープを配ります。
「あの、たべてもいいの?」
「ええ、いいのよ。とても美味しくて甘いのよ」
「わあ!」
孤児院に新しく保護された子どもにも、スーがクレープを配っていました。
美味しいものは、みんなで食べた方がいいよね。
「シュンの作る料理は、いつも人を笑顔にさせるのう。もぐもぐ」
「ええ、そうですわね。今日も、多くの人が炊き出しのスープを美味しそうに食していましたわ。パクパク」
王妃様とスカーレット聖教皇猊下も、クレープを食べながら僕達を見ていました。
何にせよ、忙しかったけど無事に終わって何よりですね。
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