散歩の千二百二十八話 聖教皇就任の式典の日です
聖教皇就任の式典の日となり、僕達は朝早くから準備して大聖堂に向かいました。
早く行かないと、町の人達が大勢大聖堂に押し寄せて動けなくなるからです。
「「「「「あっ、昨日会った人だ!」」」」」
大聖堂に入ると、孤児院の子ども達が僕達を出迎えてくれました。
どうやら、孤児院の子ども達も式典に参加するみたいですね。
なお、うちの馬は警備は任せろと言わんばかりに大聖堂の入口でドーンと構えていました。
アオとシマちゃんも暫く馬と一緒にいるそうで、聖騎士と共に不審者への対応をするそうです。
「えっと、僕達は席についていればいいんですよね?」
「はい、その通りになります。何かありましたら、お声がけさせて頂きます」
シスターさんにも念のために確認したけど、ほぼ座っていれば良いみたいですね。
王国だと最近は式典を運営する事が多かったから、何だかとても新鮮です。
シロ達も、孤児院の子ども達と仲良さそうに話をしていますね。
ズドドドドン!
「「「「「えっ!?」」」」」
そろそろ町の人も大聖堂内に入ってくるかなと思ったら、突然大聖堂の外で大きな物音がしたのです。
この音って、魔法が放たれる音じゃないかな。
すると、聖騎士が僕達やその場にいたシスターさんに何があったか報告をしました。
「報告いたします。ゲス枢機卿一派と思われる者が、『選挙は無効だ!』と大騒ぎしておりました。すると、大聖堂に住んでいる小動物が現れ、一斉に聖魔法を放って騒いでいた者を吹き飛ばしました。皆様がお連れしているスライムにより、犯罪者だと判明しております」
「うむ、何も問題はないのじゃ。そやつは、随分と小動物に嫌われておるのう」
王妃様は、上機嫌で聖騎士に返事をしていました。
確かに、この程度の事なら全然平気ですね。
もしかしたら、小動物から総攻撃を食らったゲス枢機卿一派は、前に小動物をイジメていたのかもしれません。
後で、シマちゃんに聞いてみましょう。
ザワザワザワ。
「いっぱい人が入ってきたね」
「凄く沢山だよ!」
その後は特に問題は起きず、町の人達も次々と大聖堂の中に入ってきました。
アオチェックが入口で行われているけど、僕も定期的に探索魔法で変な反応がないか確認しておこう。
でも、その前に勘の鋭いシロが異変を見つけちゃうと思うけど。
こうして、式典前の時間が過ぎていきました。
読んでいただき、誠にありがとうございます
ぜひブックマーク、下の評価を5つ星よろしくお願いします!
作者のモチベーションも上がります!




