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【コミカライズ化】異世界のんびり散歩旅  作者: 藤なごみ


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散歩の千二百二十六話 ハンバーグ作りです

 さてさて、お肉料理といっても孤児院には小さい子もいた。

 それなら、食べやすい料理を作らないといけないね。


「じゃあ、ハンバーグを作ろうかな。これなら、小さい子も食べやすいはずだね」

「私も、ハンバーグは良いと思います」

「じゃあ、挽肉から作りましょう」


 トリアさんとジョディーさんも同意してくれたので、早速料理開始です。

 僕はアイテムボックスから肉を取り出し、トリアさんとジョディーさんと一緒に包丁でお肉を細かく叩いていきます。


 トトトトトトン。

 トトトトトトン。


 お肉を挽肉にしたら、玉ねぎもみじん切りにして軽く炒めます。

 ボウルに挽肉を入れて、塩を入れて粘り気が出るまで混ぜます。

 玉ねぎを入れて、また混ぜていきます。

 あとは、混ぜたものを成形してキャッチボールみたいにして空気を抜きます。


「トリアさん、とっても上手ですね」

「その、辺境伯様が大好きでして。過去に全部で五十個近く作ったことがありました」


 トリアさん曰く、辺境伯様のみならず辺境伯家の皆さんはハンバーグが大好きらしい。

 それなら、トリアさんは手際が良いはずだ。

 出来上がった物を、フライパンで焦げ目が付くくらいに焼いていきます。

 なんと、孤児院の厨房には薪オーブンまであったので、ありがたく使わせて頂きます。

 ソースやケチャップでタレを作りつつ、ニンジンやブロッコリーなども茹でていきます。

 パンは、用意してくれていたものがありますね。

 後は、盛り付けしてソースを絡めて完成です。


「「「「「じー」」」」」


 ふと気がつくと、孤児院の子ども達が厨房の中を覗いていました。

 匂いに誘われたのかもしれませんね。

 巡回に行っている面々も孤児院で昼食を食べるそうなので、全員分を用意します。


「美味しいハンバーグができましたよ」

「順番に配膳しますね」

「「「「「わーい!」」」」」


 トリアさんとジョディーさんが孤児院の子ども達に声をかけると、良い匂いに誘われて元気な声をあげていました。

 巡回をしていたシロ達も席についたので、早速みんなで食べましょう。

 でも、教会らしく食べる前にお祈りがあります。

 子ども達の視線は、ハンバーグに注がれていますね。


「「「「「もぐもぐもぐ、おいしー!」」」」」

「こ、これが、かの有名な【雷撃の料理人】の作った料理なのですね……」

「美味しいとしか表現のしようがありません……」


 孤児院の子ども達もシスターさんも、反応は様々だけど美味しいって言ってくれていますね。

 シロ達も、美味しそうにハンバーグを食べています。


「何で、シュンさんの作った料理はこんなにも美味しいのでしょうか」

「しかも、初めて使う厨房なんだよね。不思議だね」


 ケーシーさん、テルマさん、人の事を変人みたいな目で見ないで下さい。

 僕も、流石に火加減を気にしていたんですよ。

 何にせよ、美味しいって言ってもらって良かったです。

読んでいただき、誠にありがとうございます

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