散歩の千二百二十四話 孤児院の子どもと花飾りを作ります
新聖教皇を選ぶお披露目式典までの間、ゲス枢機卿一派の残党が何かしてこないかと警戒を強めました。
特に大聖堂で何か行事をやる予定はないので、うちの馬たちは張り切って町の巡回をしていました。
すると、数人のゲス枢機卿一派を捕まえることができたのです。
他にも犯罪者を多数捕まえたけど、式典の際には沢山の人が集まるからちょうどいいかも。
そんな中、巡回に出ていない僕達はこんな依頼を受けたのです。
「えっと、花飾りを作るのですか?」
「はい。毎回孤児院の子どもたちと作るのですが、皆さまにも一緒に作って頂きたいと思っております」
聖教皇様の娘さんが僕に依頼をしてきたのだけど、そういう事なら力になります。
スー達も手伝うと言ってくれたので、早速シスターさん達も一緒に大聖堂内にある孤児院へ向かいます。
残念ながら、聖教皇様の娘さんは色々仕事があるので不参加だそうです。
「あっ、この前来たお姉ちゃんだ」
「「「「「本当だ!」」」」」
孤児院の子どもたちは、慰問に来ていたスー達に駆け寄ってきました。
うーん、人族よりも他の種族の方が多いかも。
すると、子どもたちは不思議そうに僕の事を見ていました。
「「「「「ねーねー、このお兄ちゃんはだーれ?」」」」」
「前に話した、私達と一緒に王国から来たお兄ちゃんよ」
「「「「「分かった、凄腕の料理人だ!」」」」」
スーよ、一体子どもたちに僕の事を何て教えたのですか?
何だか、子どもたちが僕のことをキラキラとした目で見ていますよ。
「あのね、とっても美味しい料理を作るって言っていたんだよ」
「あまーい、お菓子を作るんだってね」
そして、子どもたちは僕に色々と話をしてきました。
スーが顔を真っ赤にしているけど、ここまで話をしていたなんて……
「「「「「お菓子食べたーい!」」」」」
そして、極めつけのこの声です。
う、うーん、これはどうすればいいのでしょうか。
勝手に、子どもたちにお菓子を作るのは良くないですね。
「じゃあ、一生懸命花飾りを作ったら、美味しいおやつを作ってもらいましょうね」
「「「「「頑張る!」」」」」
この場は、シスターさんがなんとかしてくれました。
子どもたちも、かなり張り切っていますね。
ということで、早速孤児院の食堂に移動します。
「リースみたいな花飾りを作るんですね」
「ええ、これをいつも式典の時に飾る事にしています」
シスターさんが色々と教えてくれたけど、これなら僕達にも出来そうだ。
ということで、早速みんなで作ってみましょう。
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