散歩の千二百二十一話 聖剣誕生?
「スーよ、今日は別の王国の者がいるな」
「はい、私のお義母様です」
「うむ、そうか。それは大義だ」
おお、流石エンシェントドラゴン様です。
王妃様の存在を一発で感じ取ったんだ。
すると、王妃様はエンシェントドラゴンの前に膝をついたのです。
更に、聖騎士や初めてエンシェントドラゴン様と会う人達も、膝をついていました。
「王国王妃、ビクトリアでございます」
「うむ、遥々聖教皇国まできてこの大活躍、まさに大義である」
「勿体ないお言葉でございます」
エンシェントドラゴン様は、とても満足そうにしていました。
そして、一瞬エンシェントドラゴン様の身体が光ったかと思ったら、この場にいる全ての人達の胸元に金色の鱗のネックレスが付いていました。
よく見ると、馬の首元にもついていますね。
「我の加護の証である。同胞の亡骸を見事に解放した、その礼である」
「勿体ないものを、ありがとうございます」
王妃様が代表して礼をして、挨拶は終了です。
すると、僕達が集めた骨竜の骨の塊が光り輝いたのです。
「あっ、まん丸になっていくよ!」
シロがびっくりしているけど、骨がどんどんと圧縮されて丸くなっていった。
まるで、白い宝玉みたいだね。
白い宝玉みたいになった骨の塊は、エンシェントドラゴン様の所に飛んでいきました。
「改めて、同胞を弔うとする。シュン達には、本当に感謝する」
「いえ、私達もできることを……えっ!?」
すると、突然僕が手にしていた剣が光り輝いたのです。
そして、無骨だった僕の剣が、豪華な装飾の加わった黄金の剣に生まれ変わったのです。
「シュンの実力では、今の剣では耐えられぬだろう」
「あ、ありがとうございます」
僕は急いで剣を鞘にしまったけど、心なしか鞘も豪華になっていないかな……
聖騎士の中には聖剣が誕生したと言っている者もいますが、今は気にしない事にしておきます。
すると、エンシェントドラゴン様はまたまた僕に話しかけてきたのです。
「シュンよ、他の子どもはどうした?」
「大聖堂にて、聖教皇猊下の守りをしております」
「ふむ、そうか……」
エンシェントドラゴン様は、少し考える様な言い方だった。
すると、とんでもない事を言い出したのです。
「ふむ、では他のものは帰らせて我が大聖堂に行こう」
「「「「「えっ!?」」」」」
まさかのエンシェントドラゴン様の大聖堂訪問に、僕も含めた多くの人が届いていたのです。
これは凄いことになったので、聖騎士が馬に乗って先回りしてくれる事になりました。
僕達も、急いで出発の準備を整えます。
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