散歩の千二百十七話 巨大な骨竜
すると、ゲス枢機卿は焦った表情から再びニヤリとした。
まだ、何か隠し玉を持っているのかな?
「ふ、ふふふ。仕方ない、最終兵器を投入する。本来であれば、コイツで大聖堂を破壊するつもりだったのだがな!」
スッ、シューン。
「グギャー!」
「「「「「ギシャー!」」」」」
なんと、全長十メートルを軽々と超える大きさの骨竜が現れたのです。
更に、先程倒した骨竜と同じ大きさのものが、また五十体程姿を現したのです。
「ほほう、これは中々デカいのう。最初から、此奴を出せば良いのじゃ」
「おっきー!」
王妃様は、何故か満足そうな表情をしていた。
高さも三階建ての建物位の大きさがあるし、下から見ると中々の大迫力だ。
すると、巨大な骨竜はおもむろに僕達に向けて大きな口を開けたのです。
シュイーン。
あっ、嫌な予感がする。
「魔法障壁を展開します!」
シュッ、バシッ!
ズドーーーン!
巨大な骨竜は、僕達目掛けてレーザー光線みたいなダークカノンを放ってきたのです。
急いでみんなを守る様に魔法障壁を展開したけど、これは中々の威力だ。
「「「「「キシャー!」」」」」
「はーははは! このまま骨竜に襲われて死ね!」
更に、五十体の小さな骨竜が僕達を襲ってきたのです。
ゲス枢機卿は、僕達がこのまま死ぬと思っていて高笑いをしていますね。
でも、多分一分後には絶望の表情に変わると思いますよ。
シュイン、ズドドドド!
「「ブルル!」」
ズドーーーン!
「グギャー」
「はっ?」
まず、フリーだったうちの馬が、魔法障壁を展開して巨大な骨竜に思いっきり大ジャンプをして突撃をかましたのです。
巨大な骨竜は、思いっきり吹っ飛んでいますね。
ゲス枢機卿の、あんぐりとした表情がとても愉快です。
「広範囲浄化魔法を放ちます!」
シュイン、ぴかー!
ドサドサドサ。
続いて、スーがお得意の聖魔法で一気に五十体の骨竜を浄化しました。
一瞬にして、残りは巨大な骨竜一頭になりました。
「よし、この骨竜をバラバラにするぞ!」
「先に脚を落とすとするかのう。これは、斬りがいがありそうじゃ」
「ぶっ倒すよ!」
気のせいなのか、ヒョードル様、王妃様、シロだけでなく、他の面々も嬉々としているような気がするよ。
猛者たちは、一斉に巨大な骨竜に突っ込んでいきました。
うん、僕はみんなの邪魔をしないようにしておこう。
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