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Fortune-teller  作者: marimo
15.分からない男
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69/266

分からない男7

「カロンって不思議な名前だね」

「プロキオンと同じ。星から取った」

「星?」と上を指差した。

「そう、その星。お前、そういうのは気になっても調べないタイプか?」

「さあ、調べるほどでもないから。そのうち聞けばいいかなと思って」

「大雑把な女」

「いいでしょ。母親似なの」

「お母さん、綺麗だったな。若いときはさぞかしモテただろうな。お前と大違いだろう」

「そういう部分はおねえちゃんがモテてると思うけど」

「あれは一部だけだろうな。もしくはすぐ冷める」

「ひどい」

「怒ることないだろ。必死さが困るからね。金目当ての女って、意外とすぐ分かるぞ。それをさりげなく隠せる女のほうがいいだろ」

「そう言われても、実態知らない。家ではそういうことを言うけれど、友達も多いみたいだよ。学生時代から遊びの誘いが多かったし、電話も多く掛かってきていたし」

「それは類友だけだろうな。お前のようなタイプなどは少ないはずだ。積極的ではあると思う。遊びと美容情報と男に関してはね。でも、それで彼女が狙っている男にモテるとは思えないけど」と言われてしまい、何も言えなかった。

「良く知らない」

「ほらな。今まで家にまで連れてきたことは? ああ、ないか。彼女はそういう部分を隠して付き合いそうだな。話が決まってから、やっと紹介するかもね。でも、難しいかもな」

「どうして?」

「ちょっとな」としか言わなかった。

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