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Fortune-teller  作者: marimo
レンレン
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171/266

レンレン4

 母に恋恋さんの占いのことを報告したら、

「多分、すぐにいなくなる占い師の類《たぐい》でしょうね。そういう人っているからね。大げさなことを言い過ぎて、結局、お客がいなくなっちゃうのよね。相手はその時は喜ぶかもしれないけど、当たるかどうかが重要」

「え、でも、占いって、全部を的中させるのは難しいでしょう?」

「印象に残る部分が当たるかどうかが重要かもしれないわね。お客さんは占ってもらって、全部の結果を覚え切れない人が多いから、印象に残ったものだけを覚えているものだし、それが当たったら、喜ぶでしょうね」

「当たると思えば当たる、当たらないと思えば当たらないって、どういう意味?」

「ああ、それは人によって受け止め方に差があるってことでしょうね。何を気にしているかは一人一人違うから、そこが8割以上当たっていたら当たると感じる人もいれば、一つでも外れれば当たらないと感じる人もいるってことよ」

「そうなんだ。ふーん」

「どうかしたの?」

「カロンさんって、当たるのかなと思って」

「真珠はどう思ったの?」

「あの人とは解釈はそれほど離れていなかったから、良く分からない。言葉を変えるしね。やんわりとした言葉遣いにしているみたいだし」

「そう、似てるんでしょうね、あの人。解釈が近いのは同門だからよ」

「同門?」

「師匠が同じなの」

「え、そうなの?」と聞いたら黙った。

「どうかしたの?」

「色々あったからね。真珠は近づかないほうがいいでしょうね、親子ともども。遊び程度にしておきなさい」

「無理。遊びって言うのはおねえちゃんしか無理」

「真珠はあの人に似てるわねえ。そういうところが」と母が呆れつつ言ったので、

「お姉ちゃんはお母さん似なんだね」

「やめてよ」自分で生んだ娘なのに嫌がっていて、お姉ちゃんって不憫だなと思った。

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