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Fortune-teller  作者: marimo
レンレン
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レンレン

 女子高生占い師、『恋恋』と言う子が学校でも話題になった。恋を二つ並べて、レンレンと読むらしい。雑誌にも紹介されているのを見せてもらって、

「真珠のほうがかわいいって」と言ってくれる子もいたけれど、

「えー、レンレンのほうがいい」と言っている子が何人かいた。ただ、彼女たちは派手なグループの子だった。恋恋さんは彼女たちと服装や雰囲気が似ている気がした。

「気にしなくてもいいんじゃないの、ああいうのって一過性でしょ」と怜奈ちゃんがみんなと離れた時に言ったので、

「いや、気にはしてない。興味があるの。占いが当たるって」

「それって、本当に当たるのかな?」

「え、どういう意味?」

「友達の友達が言ってたの」

「多いね、友達の友達話」

「情報をあちこちから聞きすぎて、誰が誰やらまで把握しきれないの。それより、その子が言ってた。当たってる部分もあって、当たってない部分もある。ただ、女子高生に合わせた内容で、喜ぶような内容が盛りだくさんだから、行くだけで楽しいんだってさ」

「盛りだくさん?」

「そう。年下のかっこいい男子との出会いが続くとか、ラッキーなことが連続して起こるとか、そういうこと。ただね、日常にありそうなことと、ありえそうもないことと混ざって言われるらしいけど、その子が言うには、『半々しか当たってないから』だって」

「半分当たればいいじゃない」

「だから、一番当たってほしいところが外れたからぼやいてた」

「なに?」

「『ほしい洋服が手に入るでしょう』って。でも、売り切れだったみたいだから、怒ってたみたい」

「なるほどね」

「真珠ももっと、女子高生向きに楽しい内容を入れてみてもいいかもね」

「そう言われても、まだ、見習いだから」

「でも、話題性だけだと、どうなんだろうね。東条さんって、どうなの?」

「お客が減ってるってぼやいてた」

「そういうのって移り変わりが激しそうだね」と言われて、考えてしまった。


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