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Fortune-teller  作者: marimo
宝葉祭
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112/266

宝葉祭2

怜奈ちゃんと別れてから、着替えるために、イベントの準備をしているところに行ったら、東条さんが来ていて、

「遅い」とにらんでいた。

「あまり早く来るとよけいに緊張するから」

「弱気」と軽く言われて、

「うるさいわねえ」と言っていたら、

「ほら、対決は後で」と言ったので、

「え、どういう意味ですか?」と聞いたら、

「あ、駄目だった」と逃げていき、東条さんが誰かに呼ばれて、その間に、どうしようか待っていたら、

「今日の対決がんばってね」と男性に言われて、

「対決?」と聞き返した。

「そう、僕は君に応援するからね。かわいいほうがいいから」

「俺もだよ」とそばの人に言われて、

「対決って?」と更に聞いた。

「占いだよ、対決するんだろう?」実行委員の人とは違うようで、

「ほら?」と看板を指差していて、かなり離れたところにある看板を見に行った。


「どういうことよ」東条さんを見つけて怒った。看板には、『占い対決』と言う文字が描いてあったからだ。

「しかたないだろ。急遽そうしたほうが盛り上がるって」東条さんが言い訳し、

「看板に出ているのに急遽のはずはない」とにらんだら、

「まあまあ、そのほうが面白いからさあ」とそばの人になだめられたけれど、

「隠してたの?」と聞いた。

「お前、そう言うと怒り出すだろうし、『出ない』と言いそうだったからな。それで言いそびれて」

「わざと言わないようにしていただけじゃない。せっかく見直したのに、結局、また、これだ」

「おい」東条さんがなだめるために触ろうとしたので、

「触らないで」とにらんだ。

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