閑話 翌日は…。
狩猟体験の翌日。昨日は寮に着いてからすぐに寝ちゃった。朝早起きしたし、いっぱい山登ったし、竹も運んだ。
そんなこんなで寮に着いたのは17時。部屋に着いたら、ひのきちゃんがお風呂ぉ…行けないぃ…と倒れそうになってたけど、4人で無理やり頑張ってシャワーだけ浴びた。
戻ってすぐ寝たから…18時までには寝てたかな。そこから全然起きなくって朝9時。
「起きろぉ…みくるぅ…あと1時間半で授業だよぉ…」
かろうじて出した呻き声みたいなマリーちゃんの声が聞こえた。
よく眠れたのか、起きてからすっごく元気!頭がすっきりしてて、いつもの昼間より頭働きそう!
「マリーちゃんおはよー!…あれ?」
起き上がろうと思った。起き上がってるはずだった。腹筋が痛くて力が入らない。
腕で支えようと思った。腕が痛くて力が入らない。
肘で支えてみる。背中が痛くて倒れちゃった。
ベッドの端に身体を倒して、足を地面に着いてみた。めっちゃ痛い。
筋肉痛…!?
「みくるもなんだぁ…ちょっと安心したぁ…痛ったぁ…」
「みくるは四天王の中でも最強…!なのに…!」
「もう…今日の授業…休みませんか…?」
全員満身創痍だった。全てが痛い。痛いのに頭だけがすっごくすっきりしてる。
そんな頭で考えた結果、1つの明暗が思い浮かぶ。
「…カモミールだ。」
「んぇ…?なんてぇ…?」
「カモミールティーを飲むよ…!!!」
と宣言した瞬間、ティーポットとカップが机の上に並んでいた。そろそろ飲み頃だ。
「もうツッコミもしないよ…」
「それよりぃ…なんでカモミールなのぉ…?」
「万能薬ってわけじゃないぞ…?そもそも薬でもないけど…」
皆の疑いの目、それを大丈夫!と言い放ち、説明を続ける。
「カモミールにはね、消炎作用があるの!筋肉痛とかの痛みを減らしてくれるんだよ!」
だからほら!飲んでー!と、いい感じの温かさのカモミールティーが手渡される。はちみつ入りだ。
落ち着いて座って飲もうと思ったけど、座るにも足とお尻が痛すぎるから立ったまま飲む。
香りを嗅いで、1口飲む。やっぱりリラックスできるな…。このまま寝ちゃいたいくらい…。
……でも流石に痛みが無くなるって感じじゃないな。
「よーし!筋肉痛なくなったねー!」
「そんな訳ないですよね!?」
「みくるが特殊体質すぎるだけだよぉ…」
授業の準備準備ー!とみくるが駆け出していく。空っぽになったカップはそのままに、顔洗ったり髪とかしたり色々だ。
動きが早すぎる。本当に筋肉痛が治ってるみたい…。
準備が終わって、行こー!と連れられる。階段をタタタッと降りて、ほんとにいつも通り…どころかむしろいつもより元気。そんな訳ないだろ…?
講義をやる棟に到着しても、タタタッと階段を上る。なんなら1段飛ばしだ。
「えぇ…」
「なんでですか…」
「やっぱり…カモミールの化け物だあぁぁ…」
3人は2階までエレベーターで移動した。
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カモミールって万能!!




