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薪と、ハーブと、ジビエご飯!  作者: 不月風音
大学1年生編前期!
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閑話 帰り道

 ありがとうございました!と、挨拶をして、森野家を後にした。

 ブルルン!とエンジンをかけて、颯爽と走り出すひのきに、おぉー!かっこいー!とテンション爆アゲになるかおり。バイクで遊びに行く日は近そう♪


 

 そんな帰り道。車の中。


「楽しかったねー!」

「疲れちゃったけど…また来たいかもぉ」

「お二人のハーブ作戦もすごかったです!」

「ね、また色んなハーブ使ったお料理教えてね」


 ふふ〜!と心地よい疲れの中ご機嫌だ。


「でも、次からは温泉入りたいかもぉ…」

「あ…!確かに…」

「着替え持ってくれば良かったかもですね…うちの車なんでいいんですけど…次からは持ってきましょう!」

「あんただけ降りるかい…?」

「すみません…明日から学校なのでこのままお願いします…」


 やっぱりハンドルを握ってる人が発言権最強みたいだ。


「え!じゃあ今度温泉が近い猟場探そうよ!」

「温泉が近い猟場ってなんだろぉ…?」

「そもそも指定の猟場ってあるんでしょうか…!?」

「調べてみよー!どっかに載ってるかも!」


 どこにも載ってないと思うな…。ハンドルを握りながらそう思った。でも発言権最強だから大人気ないこと言うのはやめといた。


 


 そんな風にキャイキャイしてたけど、山道を降りて真っ直ぐな、静かな道になったらみんな眠っちゃった。そりゃ疲れたもんね。


 朝駅まで一人で来た時ぶりに、車の中で流しているBGMが耳に入ってくる。

 虫嫌いだから、今日本当は来たくなかった。車で送ったら、そのまま終わりまで近くのカフェでも行って休んでたいなと思っていた。


 でも、こんなに楽しんでくれて、この子と仲良くしてくれる子達を見られて、少し嬉しい。


「ぼたん、良かったね」


 その声はBGMのように流れて行った。

ここまで読んでくれてありがとうございます!

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