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薪と、ハーブと、ジビエご飯!  作者: 不月風音
大学1年生編!後期!
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閑話 バイク楽しみ!


「バイク楽しみだねー!!」


 バイクを悩みまくって即決した、その日の夜にいつものみんなのお茶会。今日はみんなお金を使うのを我慢する必要がなくなったってことで、ちょっとリッチにミルクハーブティー。


 冬の間にカモミールのミルクティーが美味しすぎるということが広まって、みんなそれにそれぞれオリジナルにブレンドして飲んでいる。

 

 もちろんみくるはカモミールのみのミルクティー。シンプルイズベストです!!って言ってるけど、単純にカモミール教(狂)なだけ。

 

 マリーはカモミールにローズマリーをちょびっとアクセントに。甘い香りの中に少し大人っぽい香りが混ざる。

 

 ひのきはカモミール×ミントでさっぱり定番の味。甘いけど後味すっきり。

 

 ぼたんはカモミール×フェンネルシードで甘い香りにさらに甘い香りを足している。シードをプチッと潰してから入れるのがお気に入り。


 みんなそこに蜂蜜をそれぞれの量入れて楽しんでいる。みくるはドバっと入れた。蜂蜜はお花から取れたからお花のカモミールと相性がいい!らしい。


「お金使うのあんなに怖がってたのにぃ」

「払っちゃったからもう関係ないのです!」


 ふふーん!とドヤ顔でふんぞり返るみくる。いや、ここにいる全員バイク契約したんだぞ。


「納車は3週間後って言ってたよな。準備は大丈夫そう?」


 特にヘルメットとかの小物類。納車日になかったらとんでもない。


「うん!ホームセンターで見つけた安いヘルメットにしようかなって!」

「バッキャロー!死にてぇのか!?」


 おちゃらけたテンションでひのきが突っ込んだ。えっ!?えっ!?とみくるは困惑中。


「ヘルメットは頭を、命を守る道具なんだよ。みくるの命は軽いのか?」

「命…!?えっ高いの買う…」

「そうそう、かおりだって獣殺す時に頭を狙ってただろ?それと同じで、人間だって頭が壊れたら死んじゃうんだよ」

「急にリアルですね!?」


 身近すぎる例があってゾッとした。


 そのことに焦って、えっえっ高いの…と、ヘルメットの価格を色々調べる。

 

 最初は3000円くらいのものでいいかと思っていた。

 

 最初に見つけたのが4万円くらいのやつ。値引きで3万6000円になってる。

 …いやでもきっとこれじゃ死んじゃう…!


 あっ、10万円のやつがある…!高いけど頑張るしか…!


 15万円…!?ひっ…ひぃ…!でも命だと思ったら…!


 20万円!!?



 段々高いものが見つかるごとにひぃぃと奇声を上げるみくるをけらけらと笑いながら眺めていた。


「ひのきさんはいくらくらいのヘルメットなんですか?」

「確かに、それ参考にすればいっかぁ」


 みくるは高いヘルメット探しに夢中だ。


「私のはこれだよ、高いだろー?」


 チラと目配せをしながら2人に見せる。

 スマホで見せてもらったのは、3万5000円のヘルメット。


「わぁ、高いねぇ…!」

「ほんとですね…!私にも払えるかどうか…!」


 その言葉を聞いて、怯えるみくる。


「でもぉ、命には替えられないもんねぇ」

「そうですね…!ここは1つ頑張りましょう!」

「納車日って遅くできるかな…!?できるかな…!!?」


 涙目を超えて半狂乱のみくる。

 流石に可哀想になってきたな…。そろそろネタばらししてやるか。


「でもみくるぅ、投資の基本はなるべく最速で!だよぉ?今が頑張り時なんじゃないかなぁ?」

「くっ…えっ…うっ…ぐぅ…」


 まだ遊び足りないみたい。マリーに任せた。

ここまで読んでくれてありがとうございます!

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