6
実家に戻って魔法とマナー、勉強が始まった。私、弟弟の3人でひと塊り。また年子なんでな。
脳筋な伯爵家より、おっとりした子爵家。下の弟は研究肌かな?伯爵家にあった本が図鑑ぽく絵が多いので弟たちと読んでみる。
お魚図鑑、監修ビクトリア・ウィンザー 王妃か〜お魚大好きか。
調理法と味まで載ってるわ。本格的だな。
「リリ姉様、マグロって青いのに中は赤いのですね。お食事の時にいただくマグロの色と違う気がします。部位?によって食べ方や呼び方とかも違うんですね。トロと中トロとありますが、僕はこの大トロが気になります。」
と末っ子テオドールが言う。
この弟は言葉が早いだけでなく、好奇心旺盛。うん、今度伯爵領に行ったら食べようか。
基本的に子爵領地では火を入れた魚しかでてこない。
なんなら干物として伯爵領から送られてくる。生ハムは子爵領地でも加工され、名産になっている。
これは領地では干し肉と言われていたが、王妃様の王太子妃時代の視察において「生ハム」「干し肉」とはっきり区別された。
生ハムと称されるのは王妃様がそう区別された物だけとなっている。いや、飽くなき食への関心。
刺身とかって何歳から大丈夫だったかな。前世回転寿司には子ども多かったから大丈夫か。あ、サーモンは王妃様の功績によった冷凍技術や寄生虫などの対策で、この領地でも食べられてたわ。すごいな、王妃様。
私が7歳の頃、末っ子弟も無事に洗礼式を終えた。賜った魔法は鑑定魔法だった。うん、研究に使えるね。
私ら下塊が領地でのんびりとしている頃、上3人は王立学園。13歳から18歳まで。中高一貫かな。準備期間一年もいれ、王都にあるタウンハウスに行きっぱなしになる。
そんな中で姉がやらかした。王都の冒険者ギルドに登録し、王都近くのダンジョンに行っていたのがバレたのだ。
祖父母、両親から、一緒に登録に付き添った伯爵家の従兄弟も呼び出され雷を落とされた。
パーティまで組んでた。「華麗なる一輪の薔薇」ソロじゃないのよね?
姉の崇拝者5人とで、計6人のパーティ。うち3人が伯爵家いとこ。あとの2人は伯爵家騎士団の護衛。崇拝者というか、手下というか。
パーティ名、略してワンローズ。ケガしないでね、お姉様。




