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私の存在知ってますか  作者: アン・メリー
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さて5歳になった私は、両親と預けられていた伯父夫妻に連れられて洗礼を受けるために教会にやってきた。

前世のことを考えると違和感がすごいが、郷に入らずんば郷に従えというべきか。実は洗礼式もうっかり忘れられそうになった。乳母、伯爵家ありがとう。

兄兄姉のやらかしのおかげで私は5歳になるまで母の兄が嫡子の伯爵家に預けられていた。

母の実家の兄の子どもは男5人だ。一番末の従兄弟が4歳になった頃に預けられたらしい。というのも私が1歳になる前、弟の妊娠がわかり、悪阻のひどい母のお見舞いにきた伯父夫妻により、あれ?女の赤ちゃんいるじゃん?!いたの?教えてよ!姫キター!とばかりに私は誘拐されるように預けられた?連れ去ったらしい。字面おかしい。

両親によると「気がついたら乳母といなかったよね」執事や家令は伯爵様のご機嫌な様子に止められなかったらしい。いまの子爵家より、良い令嬢としての環境になると、使用人一同アイコンタクトにてそのままにしたともいう。

女の子なら姉でいいじゃないかと思われたが、伯父家族がいうには「リズは女の子じゃないもん」だ。

伯父家族は姉のアイリスをリズと呼び、両親や兄弟はイリスと呼んでいる。黙っていればスッとした美少女なのに。

広い伯爵領を守る騎士団の訓練にコッソリ参加しては水と風を駆使し従兄弟たちをぼろぼろにしていたらしい。

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