第30話 さて、そろそろどうしようかな
「うーん、そろそろ次の展開書かないとなあ。一応作家志望ではあるんだし」
「そんなに急がなくてものんびりやればいいんじゃないですか?」
「いやー、このままだとただの日記っぽいやつになりそうだと思ってな」
と、いうわけでやってきました古書店「何か?」
久々にきたせいか、看板も急いで書かれて文字がちょっと荒い。
「てか、なんで毎回看板変えんの?」
「商売ですから」
「そういうもんなのか」
「そういうものです。それでは本日は買取ですか?それともご購入?」
「いや、ちょっと探し物があってね」
「ほう。探し物。目当ての作品でも?」
「ああ。ちょっとね」
「わかりました。どうぞごゆっくり」
相変わらず謎の蔵書量を誇る本棚の間を適当に歩き回る。
規則性も何もないようで、何かがあるような気もする。
「…」
本のタイトルを見て回る。
一度も見たことがない本ばかり。
だが、たまになぜか既視感を覚える。
そう、読んだことがある気がしたり、書いた気がある気がしたり。
どう考えてもそんなはずはないのに相変わらず不思議な店だ。
「おや?もうよろしいので?」
「ああ。今日のところはね。また来るよ」
「今後ともどうぞご贔屓に」
今後ともここに来ることになるのだろう。
何かしらの答えや結果が出るまで。
それはいつになるか、相変わらずわからないが、日々を丁寧に生きていこうと思う。
それが作品にも反映されると思うから。
さて、次はどんな作品描こうかねえ。
そして、今後の展開、マジでどうしようかな…よし、未来の自分、任せた!




