ルナリアンズ戦 その1 試合開始
2戦目の相手は地元同好会チーム、7thブロック・ルナリアンズだ。中年のおっさんチームだと聞いていたが、見たところ20代に見える者もいる。50代くらいに見える人も何人かいるし幅広い年代のチームのようだ。まあ平均すればおっさんといえるが。
中山によれば、このチームは昨年予選リーグは2位だったが、主力だった2人が今年はいない。初戦で68点差で負けたのはその影響かもしれない。我々としてはこの試合に勝って2勝目を挙げたいし、得失点差を考えると大差で勝たないといけない。
浅井は初戦同様、ジャンパーを担当する。前回同様、速攻につなげたい。
相手チームのジャンパーは20代、長髪で髪を後ろで結んでいて身長は180以上ありそうな感じの男だ。
審判がボールを真上にトスアップすると同時に浅井はジャンプする。相手も同じタイミングだ。
身長では負けているがジャンプ力では勝る浅井が落下してきたボールを叩き、センターライン近くでジャンプしていた中山にボールが渡る。浅井がボールをタップしたのと同時にゴールに向かって走りだしたクレイグにパスがつながり、更に永江にボールが渡りシュートが決まる。初戦でやろうとしていた速攻だ。出だしはよい。ルナリアンズは初戦で大敗しているし、早い段階で点差を付ければ士気が低下するのではないかと考えている。なので、序盤から積極的に攻撃する作戦だ。
相手チームの攻撃。20代の若手はジャンプ力がそれなりにあるが、中年のおっさんはそうでもない。パスを重視しているようで、ロングパスや大きく曲がるボールでパスをつないで、ジャンプ力のある若手に得点させるというプレイスタイルのようだ。早速点を取り返された。続くこっちの攻撃はなんなく決まったが、相手の反撃も決まる。こんな調子では大差で勝てない。
ただ、相手はわかりやすい攻撃スタイルなので、我々としては若手に向かうパスやおっさんの間で回されるパスを奪って速攻につないでいく。このやり方が功を奏し連続して得点する。
ただ相手は経験者が多いので、時間が経つにつれてパスを奪えなくなっていった。それでもこっちが優勢という状況は変わらず、第1クォーターは39対27、12点差で終えることができた。
「いい感じだよー」
監督の本條莉奈が戻ってきたメンバーを迎える。
できれば倍の得点は取っておきたかったところだが、12点差はまあ悪くはない。この調子で行けば40点差にできる。




