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地球から一番遠い教室で  作者: 草川斜辺


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チーム到着

『ヘイワース・ニュース(ワン)のケイコ・ウラノワです。私は今、ヘイワース宇宙港、到着ロビーに来ています』


ディスプレイを見ると、ここでは知らない人はいないレポーターが、到着ロビーの待機スペースに立っている。


『今日、地球からコペルニクス・カップ参加チームの内、2チームが来訪予定です。先ほど到着したシャトルには1チームが搭乗しています』


いよいよ大会に向けて地球から参加するチームが月に到着し始めた。

今回の大会で地球から参加するチームは、男子のコペルニクス・カップには6チーム、女子のセレーネ・カップには3チームだったな。浅井は大会のプロモーション動画で地球からの参加チームが案内されていたことを思い出す。予選で対戦するチームかもしれない。


映像では、手を振りながら笑顔で到着ロビーの出口から出てくる集団が映っている。いかにもバスケプレイヤーという感じの細身で長身の集団だ。出迎えているのは大会関係者だろうか。


公園通りには、これまでの大会ハイライト動画が流れるディスプレイやスポーツ関連メーカーの展示販売ブース、関連グッズの店が並び、大会に向け雰囲気を盛り上げている。観光客ももう少しすれば増えてくるだろう。


大会を間近で実際に見れるなんて夢のようだ。いや、今回は見るどころか出場できるのだ。

記念に何かグッズを買っておくか。浅井は大会のロゴがプリントされたTシャツを眺める。


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