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第18話「試験本番」

次の日、オレは広場でアイリスと待ち合わせをして、学校まで2人で行った。

今日の試験は筆記試験。

ありがたいことに、この世界の文明がそこまで進んでいないので前世で勉強をしすぎた俺にとって満点は確実だろうと思っていた。

アイリスと別れて受験番号に則った部屋に入る。

既に20人ほどいた。

数学の試験が始まった。ページを開く瞬間、筆記音が聞こえた。

嘘だろ。あまりにも早すぎる。

ちなみに試験中はこの学校全体にスキルを封じる《封域結界》が張られているので不正行為は出来ない。

数学の試験が終わった。やはり、それほど難しくなかった。

そんな調子で理科も終わり、2日目の試験は幕を閉じた。

3日目、ここが俺にとって最も大事な日だ。

毎年合格者最低点が420点前後となっている。

初日に200点を失った俺は既に合格者最低点が400点まで下がることを祈りながら400点を取りに行く他なかった。

3日目の試験は実戦試験。

学校側が行う抽選によって対戦相手が決定する。

そんな俺の対戦相手はピアス=ケインボルト。

相手の情報は何も無い。

だが、彼が貴族だということは有名である。

そのため、上級魔法を駆使してくることは容易に想像できる。

俺は試験まで時間があるので、先に始まるアイリスの試験を見に行こうとした。

しかし、見つけるのに手間取ってしまい、ようやく見つけたと思ったとにきはアイリスが圧勝していた。

これで彼女の合格は堅いだろう。

さぁ、次は俺の番だ。

試験が行われるフィールドに足を踏み入れた時だった。

まさにその瞬間、学校の地下深くにあった封印が外れた音が地下で鳴り響いていたことには誰も気づくことができなかった。

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