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厨二で何が悪い! ~前世の記憶が最強すぎて他の召喚者たちがまるで相手にならない。Eランク勇者の俺が世界を救ってみせる~  作者: その辺の双剣使い
2─2

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70.新たな能力表示



 アムの分離作業が終わった翌日。俺たち三人は、魔女の森の先にある大樹海へと向かっていた。

 その目的は、樹海の中に埋もれた古代遺跡を探索する事にある。

 ミコトは、その遺跡を何度も探索しているようだったが。一人では攻略が難しいトラップも複数存在しているようで、いまだに完全攻略するまでには至っていないらしい。

 理由はよくわからないが、座標を調べるためにはその遺跡の攻略は必要なのだそうだ。


 異世界へと転移させる事くらいミコトにとっては造作もない事のようだが、肝心の座標がわからないのであれば送ろうにも送りようがない。最悪の場合、次元の狭間に放り出されたままになってしまうという話だった。


 俺の居た世界とこちらの世界は、かなり深い関係にあるらしく。創世に関する知識を得る事ができれば、俺の居た世界の座標に関するヒントも得られるという話だ。

 古代遺跡は、この世界が創られた当初から存在している物のようだが。そう考えると、まさに創世に関する知識の宝庫だと言える。


 魔女の森も最深部に達すると、かなり様相は変わってくる。生えている木々も、針葉樹から亜熱帯の物が入り交じるようになり。樹海に近づくにつれ、より高い木々が生い茂るようになっていた。


 出現するモンスターも非常に強力である。

 魔女の森において王者だった、殺人蜂やオーガのような魔物は完全に鳴りを潜め。体長10メートルを超える大型の魔物が、代わりに出現するようになった。



 オーガの倍はあろうかというトロール三体が、咆哮をあげながら突然襲いかかってくる。

 ミコトは、造作もない感じで右手から青白く光る鞭を出現させる。いくらでも長く伸びる超音速の鞭は、先頭を進む一体の上半身をあっさりと消し飛ばした。

 鞭はそのままの勢いで二体目も簡単に屠る。そのあと三体目の上半身に巻き付くと電撃のようなものが走り、トロールの体は一瞬のうちに蒸発してしまった。


「さぁ、行こうか」


 平然とした様子でそう言うミコト。先程からずっと、こんな感じである。

 これほど凶悪な術の数々を連発しているというのに、全く息を切らせる様子すらない。


「わたしだって、その気になればこれくらいできるわよ」


 ミコトの様子をじっと見つめる俺に対して、アムは面白くなさそうにそう言ってみせる。

 その言葉に対するミコトの反応は、至って冷静なものだった。


「後でしっかり活躍する場をあげるつもりだよ。今はボクが片付けちゃった方が早いから、アムはカケルの身を守る事に集中してくれるかい?」


 ミコトにそう諭され、一応おとなしくなるアム。守られるだけの存在であるかのように言われた俺は、少し複雑な気持ちになった。


「樹海に入るまで、あともう少しだよ。樹海の中は今までに経験した魔物なんかよりも、遥かに強い魔物ばかりだから気を抜かないようにね」

「そんな事わかっているわ! この先から、今までにない程の魔力と生命力を感じるもの」


 アムと同様、俺もこの先から無数の強大な力を感じていた。

 因みにミコトが予想していたとおり、空気のスキルはレベル10のまま失われる事もなく。思い出すのユニークスキルについても、レベル4の状態で表示されたままだった。


 実のところ、ステータスを空間に表示させる事はできなくなっていたのだが。それを知った後すぐにミコトが義手に改造を加えてくれたため、新たなステータス画面を開く事ができるようになっていた。


 そんなミコト製のステータス画面による、現在の能力状態は次のとおりだ。


名前 涼風(スズカゼ) (カケル)  年齢 17歳

天職 時の旅人

転生者ランクSSS

探究者レベル24


腕力 28

敏捷 31

耐久 24

体力 65

生命値 85/85

神気 580

神気操作 300


アクティブスキル

空気レベル10 気配感知レベル5 隠密レベル2

隠蔽レベル1


パッシブスキル

全属性耐性レベル20 全状態異常耐性レベル20

神気魔力変換レベル20


ユニークスキル

思い出すレベル4


 ミコトの話では、これが俺の本当の能力値なのだそうだ。

 元の表示と比べると、いろんな部分で明らかな違いが見受けられる。て言うか違いが有りすぎて、使徒のときの表示が如何にデタラメだったのかが良くわかる。

 表示を見てやっと理解したが、俺の強大な魔力は神気魔力変換という特性によるものだった。

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