表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
死神界探訪記  作者: ミドリ
休憩時間〜Q.警備とは?〜正義を纏う男〜空想質量

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
37/40

空想質量④

暗闇を歩く。

道には街灯だけが立っている。

まだ暗闇を歩く。

遠くで人が倒れる。

まだまだ暗闇を歩く。

ケルベロスが襲い掛かってくる。

腕を食いちぎられた。

まだまだまだ歩く。

先には、光が見えた。


いつもここで、目が覚める。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


目を開けると、黄色い天井があった。

ここはどこ? なんでこんなところに?


疑問を立てながら、体を動かそうとする。

瞬間、腹の当たりから激痛が走り、思わず声が出そうになった。

そこで、初めて周りを見た。


足に包帯を巻いてる人、手に包帯を巻いてる人、点滴につながれている人。

遠くには、バタバタしている医者のような人が大勢いた。


〈シャル〉

「お、起きた」


シャルさんが、こっちに歩いてくる。

そういえば、他の人はどこに行ったんだろう?


〈シャル〉

「留守番してろって言われてさ、僕以外は戦いに行ったよ」


〈ミドリ〉

「え? 大丈夫なんですか?」


〈シャル〉

「ま、あの人達、強いし」


ずいぶん適当だな。

でも、裏を返せばそれほど信用できるって事か。


〈シャル〉

「で、ちょっといいかな?」


〈ミドリ〉

「はい?」


〈シャル〉

「いま、動けたりする?」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


結界内は、まるで何事もなかったかのように静かだった。

そこらへんにネズミがいて、下水道に戻っていく。

水に浸されたアスファルトが、月の明かりを反射していて、綺麗だった。


〈ミーヤ〉

「ねぇぇ~ 別に私たちがいなくても何とかなるってぇ~」


…それと、文句を言うおチビさんが一人。


〈セレ〉

「聞いたことない? 戦いは「数」だよ?」ドヤッ


〈ミーヤ〉

「やめて、笑っちゃうからww」


はたから聞いていたら、FPS女子の会話に聞こえる。


〈ミーヤ〉

「そろそろ君も、話に混ざりなよ?」


〈セレ〉

「そうそう、見てるだけじゃつまんないでしょ?」


やーば、監視ばれてるじゃん。

モニターにはノイズが走る、おそらくカメラは破壊された。


「時間の問題かな?」

「……ねぇ、ここってさ、あの通りだよね?」

「うん、ちょっとアイツを当ててみるか?」


後ろにいた彼女はうなずいた、僕はマイクに手を伸ばす。


「ドールマー、そこの交差点を左、交戦して」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


〈ミドリ〉

「………」


〈シャル〉

「大丈夫か? 顔がすごい事になってるけど」


〈ミドリ〉

「……だいじょぶ。」


僕の状態は、ホントによくなかった。

片手は杖を突いて、もう片方はシャルさんが肩を貸してくれていた。

それで歩くのが精いっぱいだった。


〈ミドリ〉

「これ…どこ行ってるんですか?」


………沈黙?


〈ミドリ〉

「え?」


〈シャル〉

「着いたよ、そこにイスがあるから」


僕とシャルさんは、扉を開けて中に入る。

目の前には先ほど撃たれた男、ジャスティスが座っていた。


〈ジャスティス〉

「来たか、君に伝えなきゃいけないことがある」





「君の、能力についてだ」














評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ