Q.警備とは? ⑤
話を聞いていくと、次のようなことが分かった。
・これは、犯罪集団の摘発・撃退を目的にしている
・もちろん危険
・もし成功すれば、釈放も視野に入る
〈ミーヤ〉
「敵の組織の名前は、DarkBulletね」
〈セレ〉
「へぇ~、まだあったんだあの組織」
〈ミドリ〉
「セレちゃん知ってるの?」
〈セレ〉
「うん、副院長をやる前、警備職だったからね」
〈ミドリ〉
「へぇ~」
〈セレ〉
「その時に、この組織潰したんだけどなぁ」
〈ミーヤ〉
「残党が残ってたんじゃない?」
少しの議論の後、説明の続きが始まった。
〈ミーヤ〉
「これから、車で移動するからね」
〈シャル〉
「どこに行くの?」
〈レーナ〉
「ソルド地区、シャインロック町だよ」
外から、レーナさんが顔を出した。
「あと、私もついていくからね。」
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「なぁ~カエデぇ~」
「なに~」
「最近噂のやつ、知ってる?」
「なんだっけ、警備署のやつ?」
「そうそう、でっかい岩がさ、浮いてたってやつ」
「どうせ、能力者の仕業でしょ」
「そいつ、仲間に入れたくない?」
「…まぁ、少しは考えてみようか…」
深夜、バイクのエンジン音。
友との会話、吹きすさぶ風の音。
俺たちは、いつもの集合場所、シャインロックに向かっていた。
「Darkbulletの連中にも、話してみようぜ~」
「オッケー」
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車の中、空気は少し重い。
朝早いというのもあるが、実戦という不安もそこに重なっていた。
明るく振舞おうにも、話し出せないような雰囲気が流れる。
その時だった。
「こちら○○、予定を変更し、合流を目指せ」
無線から声がして、何か、予定の変更が発表された。
名前は聞き取れなかったが。
〈レーナ〉
「ちょっと予定変更ね」
〈ミーヤ〉
「どうしたの?」
〈レーナ〉
「今から、他の隊の人たちと合流することになった」
〈ミーヤ〉
「あ、やっぱり?」
〈レーナ〉
「まぁ、囚人だけには任せられないってことでしょ。」
常識的に考えれば、囚人がそのまま逃げることもあるか。
そんなことを思っていたら、ふとセレちゃんが言い始めた。
〈セレ〉
「健全、信頼、あとなんだっけ…」
〈レーナ〉
「執念、達成だよ」
〈ミドリ〉
「なにそれ?」
〈レーナ〉
「警備の四大規則だよ」
いつも健全であれ。
民から全幅の信頼を。
執念をもって正義を犯せ。
努力を実らせ、達成を。
「子供のころから、みーんな叩き込まれるんだ」
〈ミドリ〉
「…レーナさんって、何で警備になったんですか?」
彼女は答えにくそうに、少し苦笑いした。




