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STAND BY YOU!  作者: ぬこ@nuko_nuko


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20/25

春臣:もう、すぐに会いたくなります。




 「春臣さん、浴衣ここに干しておくから、忘れないでね」

 「はい、ありがとうございます」

 

 

 母が浴衣を干してくれました。

 お礼を言って、僕も部屋に戻ります。

 まだまだ日差しがあるので、もう一時間もすれば乾くでしょう。


 

 明日、春名さんの浴衣姿が見られると思うと、とても楽しみです。


 

 ──先程の別れ際を思い出してしまいました。

 

 それでは、と別れようとしたところで、春名さんが寂しそうな顔をしたんです。

 僕も明日また会えるとはいえ、寂しいなと思っていたので、同じ気持ちかと思うと嬉しかったです。


 

 なので、思わずキスをしてしまいました。

 

 

 春名さんのほっぺたと耳に触れた手に熱が伝わってきて、顔を赤くしているのがわかって、可愛いなと思いました。

 いつもなら、そこで唇を離します。

 ですが、昨日はつい名残惜しくて、もう一度唇を寄せました。

 

 ゆっくり顔を離そうとした所で不意に目が合い、……春名さんがあまりにも可愛らしかったので、もう一度、そうっとキスをしました。


 

 顔を真っ赤にして、ぱちぱちと瞬きをしているのが愛らしかったです。

 

 なので頭を撫でて、好きですよ、と伝えると、春名さんも何か言おうとしたんです。

 でも、ほんの少しだけ口を開いたものの、すぐに閉じて、ぷくっとほっぺたが膨らみました。

 そっから腕を振り上げた拍子に体制を崩してしまったので、慌てて支えると、小さな声でお礼を言ってくれました。

 

 ふわりと軽くて、細い肩の感触は、今でもすぐに思い出す事ができます。


 

「──春名さんは、今頃何をしているでしょうか」



 先程離れたばかりだというのに、もう、春名さんに会いたくなります。

 

 明日の花火大会は、七時半からなので、待ち合わせは夕方の五時になりました。

 春名さんの希望で、待ち合わせ場所は学校です。


 いつも待ち合わせをしている学校なのですが、そこに私服で待ち合わせというのも夏休みらしくて楽しいですね。

 

 まだまだ日が長いので、夕方の五時でも十分に明るいですし、楽しみです。


 



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