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すみません。テイマリアン・サーガを読みたくて  作者: きっと小春
第三章 静かなる狂者の間引き
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硬い騎士

地下迷宮らしき入り口は、すぐに見つかる。「うさ角、光焔角で明かりをお願い」うさ角は慣れた様子で、自ら先頭を歩く。


入り口は人工物、石を組んだ入り口だったけど、中は自然の洞窟だ。こういうとき光の魔法! とか使いたいよね。


10分ぐらい? 自然の洞窟を進んでいくと、また人工物の橋がある。橋ってことは、川か何かかな? いや、地割れっぽい。そして、この橋…大丈夫かな? 何年前の橋だよ…。木で作られていたら腐ってるんじゃないの? 恐る恐る足で踏んでみるが、意外と丈夫そうだ。そうだよね。シフォとギツァも渡っているはずだし! 渡ってないなら、この地割れに落ちたことになるんだけど…。


橋を渡りきると、今度も人工物。石組みの螺旋階段だ。ぐるぐるぐるぐる…。どこまで下りるのだろうか? 一番下まで下りると鉄の扉発見! ダンモフシールド展開!! そーっと開けてみる。うん? 誰もいない。扉を出て振り返ってみると、巨大な空間に円柱の塔があり、そこから出てきた感じ。ふ〜ん。なんなんだろうね。


巨大な空間かぁ。どっちに行けばよいのやら…。うさ角の明かりでは、端っこまで届かない。これは…いつもの壁タッチですか? 塔の扉から真っ直ぐに歩く。おや? 何か建物が見えるけど?


「おーい、誰だ? 誰でもいい!! 助けてくれ!!」


うん? シフォの声だ。囮かも知れないから、細心の注意を払って近づく、索敵役のメタフォは何も言わない。言わないというか、巨人を倒したメタフォビームの事を褒めずに危ない危ないと言っていたら、ご機嫌斜めになってしまったのだ。


シフォは檻の中にいた。ギツァも倒れているが同じ檻の中だ。


「どうしたのよ、一体?」


「騎士だ! 黒い騎士に捕まった!」


シフォはテイマーする魔物は、ベース:狼、特徴:雷。かなり強い魔物のはずだ。ギツァだって、ベース:蝶、特徴:幻術。この二人が勝てないって…。


そのときガシャンガシャンと騎士の鎧っぽい音がしたので振り返る。二人の言う通り黒い騎士だ。わたしは短剣で斬りかかるが、キンッ! と鎧に弾かれてしまう。硬い…。わたしの短剣は、”十字路の鍾乳洞”でパワーアップしたはずなのに…。


うさ角の蹴り技でも倒れず、わたしの短剣でも傷つかず…。「お願い、メタフォ…助けて…」最初はフンっと言うことを聞いてくれなかったメタフォも、強敵だと認識したのか、尻尾剣で連撃を放つ。


えっ!? メタフォの尻尾剣でも、傷つかないの??


「ごめん! シフォ! 勝てないみたい! 一旦逃げるね」と言うと、塔の扉に向けて全力で走る。


さて…どうしたものでしょうか? メタフォビームなら…いや…強力すぎるし、上の村が吹っ飛ぶし。太陽無いから撃てないし。こんな時、魔法だよね。でも使えないしっ!


■ステータス

・頭:洞察力がある

   ⇒獲得考察:闇の真理


闇の真理と”頭:洞察力がある”により、ある作戦を思いつく…。


くくくっ…。硬さだけが強さではないのですよ! 見てなさい! 黒騎士よ!!


わたしは、チャレンジャーとして、再度、黒騎士に戦いを挑むのでした。


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