フェレンツァの覚悟
注意力が散漫になっているのか、他の小説を投降してしまうミスを連発しています。
ごめんなさい。
「テイマーのことなんだけどさ。テイムした種類が多いほど、フェレンツァは強くなるんじゃないの?」
「…うん」
「フェレンツァの考えてることはわかるよ。きっとギューカクに言われて納得したのは、この世界の魔物を倒すことだけで、テイムするとことじゃないんだろ? テイムしたら、テイムする仲間を殺すことになって、また罪悪感を感じるんだろ? だけど、それって…間違ってるんだよな。何でそんな簡単な事もわからないんだろう?」
「どいうこと?」
「あのさ。フェレンツァ・ワールドの住んでいる魔物は、何を食べてるんだ? 魔物同士で殺し合いをしているわけじゃないんだろ? 多分、動物や植物を食べているんだろ? フェレンツァ自身も、動物や植物を食べて生きている。それって魔物は殺せないけど、動物は良いの? ってならない? あのさ神様は、食べ物なんて食べなくても生きる生き物を作れたと思うんだ。なのに何故、他の生き物を殺して食べるなんて言う不完全な生き物を作ったと思う? 多分、命の重さや一人では生きていけないと理解らせるためじゃないのかな?」
「でも…」
「そうだよ。世界は、当たり前のように、矛盾に満ちているんだ。だから両親も殺されたし、羊だって食べたり売ったりするために、一生懸命、赤ちゃんから育てるんだ。羊だって、売られる日、殺される日、わかってるんだぞ? 悲しそうな目で見るんだ。でも、生きるためには…仕方がないんだ。人間だって、魔物に殺されなければならないときもあるんだ…。それが世界なんだ」
「はぁ…。ペチカにまで説教されるとは…。僕だけが…子供みたいじゃないか…」
それから僕は、初めての魔物を見つけると、テイムするよう頑張った。それでも強制的なテイムは気が進まないから…時間がかかる説得で頑張った。
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「ふぅ〜。レベルアップした!!」と喜ぶペチカ。
うん。どうやら僕には無い世界の仕組みらしい。羨ましそうに見ていると…。
「あのね。言っておくけど、フェレンツァの方が凄いんだからね…だって…」
「わ、わかってるよ。嫌ってほど聞いたし…でも、僕だけ違うのって…」
「まぁ、頭が固いフェレンツァはそうだろうね。それよりも…ギルドに加入する時、バレちゃうんだよね。フェレンツァが特別だとわかったら…どうなるんだろう?」
「嫌な予感しかしないよね…」
「それは思う…」
実のところ、二人は街の近くまで来ていたのである。入らない理由は、今ペチカが言ったこと。どんな問題が起こるか不安で入れないでいたのである。幸い食料などは、森で調達できるため、生きていくことは可能だった。
「よしっ! ペチカ、僕は覚悟を決めたよ。つ、次の街に着いたら、ギルドに入ろう!!」
「ふふふっ。フェレンツァらしいぞ。目の前の街に入らないで、問題を先送りなんだ。でも、そう決めたのなら、次の街を目指そう」
なんだかんだで、今のままでも楽しい。別に不幸になるかも知れないギルドへ無理に行くこともないのだけど、何だか…いつまでも逃げていたら駄目だと思った。




