↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
すみません。テイマリアン・サーガを読みたくて  作者: きっと小春
第九章 大地に根付け、小さな種よ
208/286

争いの種

「もはや争う理由はない。フェレンツァ・ワールドは、広大な土地に豊かな自然があり、我らを脅かす敵もいないのだ。あとは見てもらえばわかる」


「ほう…。真実のベトンと呼ばれるお前の口から出た言葉だ。確かに興味が湧く。数名、調査に向かわせよう。条件は配下になることだったか?」


「はい。もし…お気に召さなければ、配下の契約も取り下げる用意がございます」


フェレンツァが跪いたまま答えると、隣にいる国王代理のベトン三世は言った。


「全王豚はフェレンツァ・ワールドに移住した。もし気に入らなければ、この隣にある土地も王牛が使うが良い」


「なるほど…。数名、王豚の土地へ斥候を送れ。誰も居ないことを確認してくるのだ」


***** ***** ***** ***** ***** 


王牛の王ギューカクが、配下になることを宣言し、移住計画について協議する。半年の期間で移住する計画が立案されると、フェレンツァは王馬・王鹿の国へ赴き…国王代理のベトン三世と王牛の王ギューカクの力も借りて、2つの種族も支配下に置いた。ちなみに王鹿は、遥か昔に別れた一族達と再開し…微妙な空気になったものの…どうにか分かり合えた…みたいだ。


半年の間。3つの新しい国で、新しい知識を学んだりしながら楽しい時間を過ごしていた。


継承した特徴と支配数は、以下の通りだ。


王鹿【壁歩き】:722、王牛【金属錬成】:674、王馬【疾走】:514


また数多くの魔物たちがいるため、戦闘訓練には事欠かない。


■ステータス

・体:努力した分成長できる


というステータスなのだが、新しいスキルは得られないものの、筋力が増え、戦闘経験も積み重なったおかげで、うさ角に一方的にボコボコにされることは少なくなってきた。


「キュッ!」(とは言っても、実力の半分も出してないんだけどなぁ…)


「はぁ…はぁ…、くっ。そう言われても…。頑張ってるんだからね…」


「キュッ!」(うんうん。わかってるよ)


その訓練を見ていた王牛の王ギューカクは呟く。


「あと二ヶ月か。我が主はどこまで強くなれるのか…」


そう二ヶ月後には、上の階層を目指すため、ガーディアンを倒さなければならないのだ。その強さは、本物で…4つの種族の英雄たちが挑んだが、尽く敗れ去った。


「メタフォ様やうさ角様が出れば、それほど脅威にも思えませんがな」


はぐれ王鹿のボスであるバンデが言った。


「あの方々は…特別なのですか? 確かに…個としては魔物の領域を遥かに超えているようですが」


王鹿の女王バンディーナが尋ねる。


「かつて…魔神エンディファルスを討伐する際に、伝説の勇者ベネツィオ様を送り届けた者たちですから…」と国王代理のベトン三世が答えた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。