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すみません。テイマリアン・サーガを読みたくて  作者: きっと小春
第九章 大地に根付け、小さな種よ
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ちょいパワーアップ

(うん? 王狼の特徴は、”風”だから…風? 風って何だ?)


特徴とは、”風”だけでは無いようだ。王狼の特徴は、"嗅覚”、”聴覚”、”脚力”、そして”風”の4つから選択できるようだ。


どれにするか、オウガァと相談する。


「ガォン!」(そうですね。”風”ですが、現在の王狼では、使いこなせる者がいないため、説明できません…。人…は、”嗅覚”が、弱そうですね。どうでしょう? ”嗅覚”だけでも、世界が変わると思いますが…)


フェレンツァは勧められた通り、王狼の特徴である”嗅覚”を継承してみた。すると…洞窟のアチラコチラから、いろんな魔物の臭いが漂っているではないか!! 血の匂いも混ざっている。つまり何処かで、魔物同士が争っているということ? 


「これは…凄いね。確かに別世界だよ」


次は、うさ角だ。特徴が多すぎる!!


(やっぱり角? いや…竜化も良いね! 脚力もあるのか…。う〜ん…)


「キュッ!」(角や竜化は他の魔物から得た特徴だよ。やっぱり…足技がオススメかな?)


ダンモフからは、新芽以外の選択肢など無いと、全員にツッコミを入れられた。新芽の使い手が二人になれば、それだけで、パーティーは安定するのだという。


メタフォは、九本の尻尾が揃うまで、継承しないでくれと言われた。


砂スラからは、液体化という特徴を継承した。これは体の一部を一瞬にして液体化できる能力だ。つまり心臓を貫かれそうになっても、タイミングが合えば、ノーダメージ? になるみたい。だけど、液体化は2秒程度しか維持できなかった。


へびっちょからは、麻痺を継承した。これは背中と融合してしまった”天使の羽”から、鱗粉として放出できる。へびっちょと一緒だね。


ネコミからは、”岩”、”脚力”、”回避補正”の中から、”回避補正”を選択した。


王狼の残り四匹からも継承しようとしてけど、同種族からの継承は出来なかった。


■ステータス

・魔:★☆

   ⇒獲得魔法:テイマーの深淵(能力鑑定、会話、嗅覚、足技、

                 新芽、液体化、麻痺、回避補正)


「一気に、六つも能力手に入れちゃったけど、使いこなせるかなぁ…」


「キュッ!」(足技と回避補正があるんだ、ちょっと試してみようよ)


何故か、ワクワク顔のうさ角が、ファイティングポーズで、誘っているのだが…。


「あの…。多分と言うか、目茶苦茶…弱いからね…。本気で手加減しないと死んじゃうよ?」


「モプー!」(新芽で、回復してあげるから!!)


ダンモフも楽しそうだ。


テイマーとして、ここで引き下がる訳には行かない!!


「勝負だ!!」


しかし…開始早々、うさ角のサマーソルトキックを食らってしまい。意識が吹っ飛んでしまった。


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