心の解放
「お馬鹿、お馬鹿って、酷いよ!」
「こっちは、他人…いや、他眷属と関わりを持ちたくもないんだ! もう心配をかけさせないでくれ!!」
ボフっと灰が撒き散らされ、一人の? 悪魔が消えてしまった。
心を真剣に見る? どうやるんだろう? はい? 修行僧が年々もかけてやるみたいに??
いやいや…どうすれば…。あっ!
自分自身に、魔法の”悪の認識”をかけてみる…。
敵意がある…。何処に? モヤモヤした何かが…心を縛っている…。
光の魔法と心の魔法を使って…モヤモヤに対抗してみる。ぐっ…。強いなこいつ!!
”自分の可能性を信じきれていない”灰の眷属の言葉を思い出す。
光の魔法と心の魔法の混合魔法…神明の浄化!! 眷属、なめんなぁ!!!
パリーンッ!! と、ガラスが割れるような音がすると、服従の論理が消え、モヤモヤも消えた。
はぁ、はぁ…。い、一体…いつから? いや、誰が…こんなことを…。
もう…誰にも…心を弄ばれたくない!! わたしの心は、わたしのものだ!!
ステータスに、囚われぬ心が刻まれた。
■ステータス
・頭:洞察力がある
⇒獲得考察:闇の真理、囚われぬ心
心のモヤモヤが消えると、頭のモヤモヤも消えた。
わたしは…。みんなを助けたい。どうすれば…。
悩む。悩む。
そうだ!! でも、距離と時間が…。いや、眷属、なめんなぁ!!! 心を繋ぐ。
心の開示(アルト、スイレン、ブリタルア、リーナ、シーシー、ウーラ、フェルス、エレスト、アルジェリカ、アリス)
「皆! 聞いて、今すぐ、助けが必要な場所に向かうわ!!」
「「「「「「「「「「ベネツィオ!!!!」」」」」」」」」」
わたしを介さずとも、全員が全員に対して心の開示を行っているのだ。
「すまん、俺のところに…」アルトが救援を要請した。
「ベネツィオ!! 神聖国ノ−ブレディッシュ連合軍に手を出すなら、私が許さないわよ!!」
聖女アリスが憤る。
「アリス、わたしを迎えに来なさい。そして転移をお願いします。戦いの勝敗を決めに行くのではありません。戦いを止に行くのです。こんな下らない争いを続ける必要がないことを証明してみせますから」




