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すみません。テイマリアン・サーガを読みたくて  作者: きっと小春
第五章 ひしめき合う闘争と成長点
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命の眷属 後編

ここは? 誰かのお家ですか?


<そうよ、ほら見てご覧なさい。あなたと同じサイズの女の子が寝ているでしょ?>


あれ? そい言えば、何で目が無いのに見えるのですか?


<ふふっ。それは私達たち眷属の力で、あなたにイメージを与えているから。ほら、腕もあるでしょ?>


あっ。あります! 


<だけど、それは仮初の腕よ、今から、この女の子から、目と腕とか色々もらっちゃうの!>


えっ!? それでは…この子が、死んじゃうじゃないですか!!


<そうよ? 覚えているでしょ? ★を使ったら返さないといけないルールがあるって>


はい。


<この子は返すことも出来ずに、眷属の力を使い続けたの>


だけど、なぜ? わたしが??


<だって、この子、あなたの眷属なのよ? あなたが回収するに決まっているじゃない>


そ、そんな…。


<大丈夫よ、そのうち、使命感ってやつで、回収したくなるから!!>


あれれ? 確かに…。この子の目も、腕も、何もかも、取りたい!!


<でしょ? 良いわ、ほら、取っちゃいなさい…気持ちいいわよ>


***** ***** ***** ***** ***** 


ハッと目が覚める。目が…見える…本当にあの子の目を…。腕もある…。これは…あの子の腕?


いや…わたしが短剣の練習で付けた傷がある…わたしの腕にしてしまったのか…。


■ステータス

・体:親の特徴を受け継ぐ

   ⇒獲得能力:女性の体、光の眷属(★)、剣の深淵、灰の眷属(★)、渦の眷属

         際限なき魅了、闇の眷属、命の眷属(上位)


命の眷属(上位)か…。裸になって、鏡の前に立つ。あれ? 見た目は変わらないな。


ボフっと灰が撒き散らされ、灰の眷属が現れた。


「おい。忠告だ。お前は見た目が変わらないからって、今まで通りの生活を考えてないか? やめておけ、お前は心が弱い。きっと後悔することになる。お前が悲しむ顔は見たくない」


「どうすれば良いのよ?」


「そうだな…。旅に出ろ。お前の能力って、旅だと全然役に立たなそうだけど、世界を見てこい」


「何よそれ、どっちみち、苦労しそうじゃない?」


「きききっ。兎に角、親しい友人と別れろ。それが一番いい選択だ」


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