ブラックカードの世界 その12
”やほぉぉぉっ!! みんな元気だったかな? いよいよ、前半戦のクライマックス? いや、まだ40階だから、序盤かな? はははっ!! えっとね、ほとんどのみんな!! 40階クリアおめでとう!! 残り6人。あっ、この6人は一緒のパーティだね。今、39階にいるよ。もうすぐ40階の階段だよ!! 頑張れ!! 今、多い方はね…上下どちらか言えないけど、69%だね。31%が後少しで、死んじゃうね!!! はははっ!! うける!! あっと、今回は、特別にカウントダウンしてあげるから、じっくりと死ぬ前に祈るがいいよ!!」
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ブラックカードの世界の中で、暗殺者集団として開花した者たちがいた。誰もがブラックカードに気を取られている中、その者たちは音もなく攻撃を仕掛ける。狙いをつけたパーティに10発の魔法弾を一斉射撃したのだ。
リーナが魔法弾の直撃を喰らってしまい床に倒れる。アルトでさえ右腕を魔法弾で損傷した。常に魔法障壁を杖に貯めていたフェルスとウーラが数発を防御したが、残りの全てをスイレンが受けたのだった。
”おめでとう!! 生存者が全員40階に踏み込んだよ!! えっとね…消えちゃうのは…何と!!”
アルトは左手一本で、暗殺者集団の懐に踏み込み、数人を斬り伏せた。アルトの背後からは、ウーラの魔法弾と電撃が、フェルスの連続魔法弾が、アルトの一瞬の隙きをカバーするように放たれていた。
”今ゴールした6名がいる方です!! そう、ずばり!!”
アルトは、ぐっと足に力を貯めていた。爆発するようにダッシュし、残り全員を斬り殺した。
”地下に向かった人たちです!! 残念!!! さぁ、カウントダウンだね! いくよ!! 10”
「リーナ!! 早く、ベネツィオを!!」ウーラが叫ぶ。
”9”
「駄目だ!! 気を失っている!!」とフェルスも叫ぶ!!
”8”
”7”
「起こせ!! 何としてでも!!」
”6”
”5”
”4”
”3”
”2”
”1”
”0”




