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すみません。テイマリアン・サーガを読みたくて  作者: きっと小春
第四章 植え替えられた魅惑の少女
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遺跡のクエスト その6

「まず自分の命を守ること! 死んだら、アンデッドになって、大切な仲間を傷つけるのよ? それと同じ位に重要なのは、ケリナーを守ること! 戦線が崩壊して、どんなに周りで大人たちが殺されても、決して弱気になったり、ムキにならないで、冷静に脱出を考えること。生きていれば必ず、また戦えるから…。それに無理して学園の生徒以外を救わないこと! あなたの勝手な行動が、全員を道連れにするの。あとはリーダーのセニシアルに任せたわ」わたしは今までの経験から外せないポイントだけを伝えた。


権力など関係ない学園。それは表向きだ。実際の最大の権力者はセニシアルだ。セニシアルが権力を振りかざさないおかげで、今のクラスは上手く言っているだけなのだ。


今回のような功労者が発生する場合、最大の権力者を押しのけるなど、後々どのような嫌がらせがどこから来るかも想像できない。


「ありがとう。ベネツィオ。この計画では、ケリナーが最重要だ」


誰がケリナーを守るか? 最強のベネツィオチームか? 司令塔のセニシアルチームか? 全員で考えた末、司令塔のセニシアルチームがケリナーチームを護衛しながら、指示を出すことになった。


「どうでしょう? アルプレ先生」とセニシアルは確認する。


「良いでしょう。しかし、わたしは…別の用事があるため、君たちの面倒は見ていられない。最後に、もう一度考えて欲しい。本当に戦うのかを…。戦う意思があるのならば、この紙…誓約書に血判をお願いします。これは死亡しても学園を訴えない、あくまでも自己責任というもの…保証も何もないが戦うことを誓うということなどが書かれています。今から避難を選択しても、誰も笑ったりしません。自分で決めて下さい」


今までの想像の世界から、リアルの世界に引きずり込まれたのであろう。全員が恐怖に支配されていた。わたしは一度決意したのだと、一番最初に血判を押した。悩みながらも、結局、全員が血判を押した。


「素晴らしい覚悟です。ですが、どんなときでも、生きる覚悟をお願いしますね。騎士団と冒険者たちは、門の前に集合しています。あなたたちは、その最後尾について下さい」


***** ***** ***** ***** ***** 


わたしたちが門にたどり着くと、他のコースの生徒たちも、既に並んでいた。


「戦闘が始まったら、私の右側にスイレン。二人で並ぶから、わたしの後ろにウーラ、スイレンの後ろにリーナ。決して離れないで。ウーラとスイレンの後ろには、メタフォを配置するわ。怖いと思うけどメタフォを信じて。災害指定級の豚者配下の怒涛の攻撃でも一切、わたしの背後に敵を近づけさせないほどの実力があるの。多分、わたしとスイレンの前側より強固な守りになるはず。二人には遠距離攻撃をお願いするわ」


カーン、カーン、カーンと都市フェイリス内にある鐘が全て鳴る。敵襲の合図だ。


上空に広域破壊術式の魔法陣が展開された。おぉっ!!! と騎士団、冒険者たちの歓声が上がる。


上空に魔法陣が展開されてから、約二分後、地上に向けて、数百本の強大な炎の鞭が触手のように伸び地上のアンデッドたちを破壊していく。どのぐらい破壊できているかは、都市フェイリスを囲む防壁に遮られ見えないが、約一分後、広域破壊術式の魔法陣は消失した。


魔法陣が展開されてから約二分。それが発動までの最速の時間だとしたら…遅いかも。


ガガガガっ! と防壁と共に都市を守っていた巨大な門が開く。一度、その門を潜ってしまえば、アンデッドを殲滅するまで、二度と都市へ歩いて入ることは不可能だ。


冒険者たちが我先にと扉を潜り抜ける。冒険者が真正面へ突撃すると、騎士団は左右に分かれて突撃を開始した。


冒険者たちが全員、門を潜り終えると、いよいよ…学園生徒たちが、上級生たちから歩み始める。


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[気になる点] 誤>死亡時しても学園を訴えない 1.死亡しても学園を訴えない 2.死亡時にも学園を訴えない 誤>アンデッドと殲滅するまで 正>アンデッドを殲滅するまで
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