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すみません。テイマリアン・サーガを読みたくて  作者: きっと小春
第四章 植え替えられた魅惑の少女
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二ヶ月後

・渦の魔法…禍々しく運命を歪める力を持つ魔法。何これ…こ、怖い…。


・灰の魔法…取るに足りないものとする力を持つ魔法。これも…怖いよ…。


・光の魔法…未来を照らす力を持つ魔法。うんうん、未来思考だね!! えっ!?


結局、汎用的な3つの魔法って、具体的に何ができるかわからない。でも同じ光の魔法なのに、リーナと違って、回復魔法使えないような…。


スイレンはわたしの胸をぎゅっと掴みながら寝てしまった。ちょっと痛い…。


・基本魔法…基本の魔法。学園内で作られた魔法。これ1つあるだけで、全然、違うんだよね。”十字路の鍾乳洞”もこれがあれば結構楽だったかもね。


どうしようかな…夕食もお風呂も…まだだけど…スイレンがやっと落ち着いたところだし…。


***** ***** ***** ***** ***** 


それから二ヶ月後、授業の魔法対戦で、わたしはウーラと戦っていた。


「ベネツィオ! まずは…覚えている? これを防げないなら、二ヶ月間が無駄だったってことよ!」


あの時と同じように、金属製の魔法の杖に魔力を込めると、わたしに向かって魔法弾を放った!


わたしは慌てずに、基本魔法の魔法障壁を短剣に込めて発動させる。


ウーラの魔法弾がリキャストに入ると、わたしの基本魔法もリキャストに入る。


ウーラは、わたしが発動させた魔法障壁が意味を成さない真横に移動して、基本魔法の電撃を発動させようとしている。


わたしの基本魔法が使用可能になる前に勝負をつけるつもりだ。わたしも負けじと、盗賊の手首を発動させ、ウーラの金属製の魔法の杖を盗む!


「えっ!?」突然手から魔法の杖が消え驚く。ウーラの杖は、わたしの右手に移動されたのだ。


だが、すぐに冷静さを取り戻したウーラは、右手に基本魔法の電撃を込める!


しかし、わたしも既に違う魔法を発動していたのだ。


ウーラが放った魔法が、わたしが光の魔法で作り出した幻影を壊す。そして、わたしの基本魔法が使用可になっているため、わたしも電撃を放とうとしてとき…。


「そこまで!」と教師のアルプレに止められた。


「勝者、ウーラ!」とウーラの勝ちが宣言される。な、なんで? と、きょとんとしていると、教師のアルプレが説明を始める。


「ベネツィオが電撃を撃つ前に、ウーラの魔法弾が完成していたのだ。つまり…ウーラは2つ同時に魔法を使える」


えっ!? そんなのありなの??


「ふふっ。どう? これが偉大で純粋な魔法使いの実力よ?」地面に這いつくばるわたしを見下ろすウーラ。ぐぬぬ…。悔しい。


「まぁ、ベネツィオも悪くない。短剣の物理攻撃、テイマーの魔物を許可していれば、勝負の行方はわからなかったな」と教師のアルプレに慰められる…。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 誤>渦の魔法…禍々しいく運命を歪める力 1.「禍々しい運命」を歪める力 2.「禍々しく」運命を歪める力 どちらを想定しているのでしょうか?
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