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すみません。テイマリアン・サーガを読みたくて  作者: きっと小春
第四章 植え替えられた魅惑の少女
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名探偵ウーラ

「私の本気の一撃を…短剣でいなした!?」 おいおい…本気の一撃を自分に放たないで!!


「兎に角、落ち着いて! わたしは大丈夫。女の子にキスされるのも、これが初めてじゃないから」


「わ、私は…初めてだ。女にも…男にも…」


「余計、いろんな汗をかいちゃったよ。もう、着替えも見てね。きっと見慣れたら、何とも無くなるからさ」とアカデミックローブを脱ぎ、下着姿になる。言葉使いも、適当になってきたし、もうこれで良いんじゃない? 夏用のアカデミックローブに着替えると、スイレンさんを見た。


たらりと、鼻血を垂れ流す、スイレンさん、ちょっと! そこまで興奮するの!?


「ごめん、刺激が強すぎたみたいだね」


そこにウーラとリーナが遊びに来た。「ちょっと、何を騒いでいるのよ、廊下の隅っこまで、聞こえてたわよ?」とウーラに注意される。


事情をウーラに話すと「やっぱり…ね。リーナ協力して、ベネツィオの近くにいてみて」などと何やら実験を始める。


「えっ!? 近くに??」とリーナも困惑した顔でわたしに近づき、二人でべっどに腰をかけてみた。


徐々にリーナの呼吸が荒くなる。「あ、あの…。これは…どういうことなのでしょうか?」とウーラに説明を求める。


「リーナ。正直に答えて。この部屋に入るまで、ベネツィオに対して、同じような気持ちになったことは?」


「えっと…宿場村で遭ったときよりも、数段…ベネツィオさんが可愛くなって見えました。それは…アカデミックローブのせいなのかな? とか考えていましたが…」


「では、今の気持ちを…正直に言ってみて」


「えっ!?」とリーナは、全員の顔を確かめるように見つめた。


「大丈夫。正直に言ってくれたほうが、スイレンもたすかるはず」ウーラがリーナに言った。


「はい…。あの…。す、すごく…ベネツィオさんが愛おしいです。苦しいほどに…」


スイレンの顔がハッとなる。「そうなんだ…。私だけでは…ないのか!」


「これで立証されたかな? ベネツィオ、何か人を魅了する能力を身に着けていないかい?」


「わ、わたしっ!?」ステータスを久しぶりにみると…なんだ…これは…。


■ステータス

・頭:洞察力がある

   ⇒獲得考察:闇の真理、服従の論理

・体:親の特徴を受け継ぐ

   ⇒獲得能力:女性の体、光の眷属(★)、剣の深淵、灰の眷属(★)、渦の眷属

         際限なき魅了

・魔:★★★★★★★★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

   ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

   ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

   ⇒獲得魔法:魔法の箱、悪の認識、契約魔物3匹、盗賊の手首、進化の奇跡

         渦の魔法、灰の魔法、光の魔法

・心:努力を惜しまない

   ⇒獲得心理:命の達観、乙女の心、無常の諦念


際限なき魅了、どうみてもお前が犯人じゃないか…。


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