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あいうぉんととぅーびーあ ニンゲン!  作者: 今はまだ保留でお願いします
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帰りの出会い


新キャラでます。

午後の授業も終わり、部活動勧誘をかい潜り帰路につく。


桜吹雪が舞う中、四人は会話を始める。


「ね! ゲーセン行かない!? 最近新しいゲームができて、ハマっちゃったんだよねぇ」


頭の後ろで腕を組み、にししっと笑いながら莉子が言った。


『ゲームセンター=金捨て場』


これが夏村の解釈だ。


逃避行中の親から送られてくるお金は、決して多くはない。


一ヶ月を普通に暮らせるほどしかないのだ。


しかも最近、あん子という同居人が増えてしまった。


親には連絡していないし、してしまったら驚きのあまり帰ってくるかもしれない。


親が帰ってきたら迷惑なので、連絡するわけにはいかない。


だから節約をしなくてはならないのだ。


「ゲーセンは……行きたくないなぁ」


とは言いつつ、興味はある。


「なっちゃ〜ん、そんなこと言わないでさぁ〜」


「ちょ、くっつかないで……」


「そうだよ莉子ちゃん。莉子ちゃんはなんかお金がありそうだからいいけど、夏村ちゃんはピンチなんだよ」


「ソウデス! ピンチデス!」


「ぶ〜。ゲームやりたかったなぁ……」


椎菜とあん子のおかげで、莉子は諦めた。


すると、


「あ、あの!」


後ろから声をかけられた。


「ドチラサマデシょウカ?」


「ん?」


振り向くと、そこには見慣れない制服を着こなした、小柄な少女が立っていた。


明るすぎて、もはやオレンジに見える茶色の長髪を、後頭部で一つのお団子にまとめあげ、上目遣いでもじもじする姿は、とても愛らしい。


「あ、あのっ……。アタシ、三ヶ日千香(みっかび ちか)って、言います……。それで、えっと……」


すごくもじもじしていて、顔を真っ赤に染めていて、本当に可愛い。


「さ、最近、この辺に越してきて……今度、星宮中学校に、転入するんです……」


――やっべ、まじ可愛い……。


「だ、だから、先輩方に……学校のことを、教えていただこう、かな、と……」


「喜んで! なんでも聞いてよ! 大抵のことなら、わかるよ!」


「わわっ……あ、ありがとう、ございます……!」


自分の欲望に勝つことができず、思わず握ってしまった手に少し動揺していたが、喜んでいた。



☆★☆★☆



「喜んで! なんでも聞いてよ! 大抵のことなら、わかるよ!」


「わわっ……あ、ありがとう、ございます……!」


こんな会話を端から見ているだけの自分。


会話に入ることができず、夏村と千香が手を握っているにも関わらず、なにもできない。


――夏村ちゃん、あんなに顔を赤くしちゃって……。目も輝いてるし……。よし。


「ち、千香ちゃんは、一年生ですか? それとも、二年生? 三年生?」


なんとか会話に入る。


あん子はどうしたと思い、目をあん子のほうに向けると、完全にフリーズしていた。


「ア、アタシは、一年生です……」


「へぇ、そうなんだ……」


会話を続けることができない。


もっと言葉を繋げないと。


そう思うがでないのだ。


こんな時に、自分が行うべき行動。


それは――


「今日はこの辺でばいばいしない?! 私、今日は用事があるし!」


――早く帰りたいアピールをすること。


気付けば、いつも四人がばらばらになる分かれ道に来ていた。


「そうだね。僕も早く帰らなきゃ怒られるかも」


莉子が賛成してくれた。


「ね! あん子ちゃん?!」


あん子の体を揺さ振り、目で睨みつけ威圧感をだす。


「ハっ! ハヒっ! カエリマ、シょウっ!」


四人……いや、五人中三人が帰りたいという意見により、今日は解散となった。


ラッキー、なんて思っていない。


そう、絶対に。


……多分。



はい、新キャラの三ヶ日千香ちゃんです!

イメージは三ヶ日みかんです。

まあ、三ヶ日みかん自体食べたことはないのですが。←

みかんは好きなんですがね。笑


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