二十四話 ホラー2七番出口
あれから皆で紙を読んでいてわかったが、ここは七番出口と呼ばれる場所。そしてここさえ抜ければ、元の場所に戻れるとのこと。ルールは簡単でさっきの電車の時のように異変を探して見つけたら引き返す。少し違うのは一度起きた異変は全員が死ぬとリセットされる。つまり全員が死ぬまではやり直しになっても同じ異変は起きないらしい。じゃあ案外いけるのでは?そう思って皆にある事を伝える。
「ここは作戦だったほうがいいんじゃないかな」
「おうそうだなならどうするよ」
「う~んとまず何から決めようか?」
「取り敢えず先頭は俺と彼方でいいよな後は…」
そそれか色々と話し合った結果。先頭は僕と加村で後ろに希望さん一番後ろに翔さんの配置でやることにした。そして先に進むと、扉や広告等がある少し長めの廊下に続いていた。因みにここはチュートリアルで、異変は起きないらしい。ここでしっかり確認して、異変が起きた時は気づけるようしておこう。そう思ってくまなく捜索した。作戦の準備の為に広告や扉等変わりそうな所を大まかに見て回りながら出来る限りで覚える。ある程度皆の捜索が終わったので、進むことにした。そのまま真っ直ぐ進むと、同じような通路に出た。まず作戦通り一番前にいる僕と加村がおおまかな異変を探す、先程見た扉の数や広告の変化電気の変化等がないか確認する。その後に希望さんが細かな変化を確認する。その為に色々なところに移動して、触ったりする。そして誰かに何かあった時には翔さんが全力で戻る。これが僕達の考えた作戦だ。周りを確認するが見た感じだと、異変はなさそうだったが後ろから希望さんが喋った。
「ここ違う」
そう言って指差す広告は、目を大事にという言葉と大きくめが目が描かれていた、特に今さっきと変化がないように見えたが、希望さん曰く今さっきまで目が開いていたという。とにかく異変なので戻ることにした。そして戻ると番号は零から一になっていた。よしここのままいけばきっと終わるはず、そう思い次の部屋も探索していると上から何かが…。目が覚めると何も無い空間にいた。もしかして僕死んだのか、てことはここは待機場ていうことかな。やることも無いのでゆっくりしながら待っていると、急に光が強くなってきた。なんだ何が…はっ!と起き上がる。皆はまだ眠っていたが、出口の番号を確認すると零に戻っていた。てことは全滅したのか。それから少し経って、全員目を覚ました。すると起きてそうそう加村が少し落ち着いた声で喋りだした。
「取り敢えず状況整理しないか」
「うん」
「わかった」
「じゃあ最初に俺達どうなってたんだ翔」
「えっと〜なんていうかなまず彼方くんは圧死」
「圧死?」
「上から降ってきた重りで…加村は首以外が潰れて希望は弾け飛んだ彼方はあんまり見れなかった」
とかなりいつもの元気さとは程遠いかなり暗い感じでそう喋ったその姿を見た加村が、
「そっかゴメンな嫌なこと思い出させて」
と申し訳なそうに謝った。まあ確かにそれは辛いよな。いきなり目の前で人が死んでいくのを見るのは、その後加村の発言により少し作戦を変更することにした。まず死ぬ姿を見ないために、通路を移動せず翔さんは待機してもらう。僕達から何の返事もなければ戻るという風に変更して、配置などは特に変えずに挑むことにした。通路を見て回りながら何かないか探すと、足元に水溜まりがあった。そしてその先には配線が剥き出しになっていた。それに気づかずに、前に行きそうなった加村の背中を勢いよく引っ張った。
「いってなんだよいきなり引っ張ってどうした怖くなったなら話聞こうか?」
「いや違う奥を見て」
そう言って指を指すとそれを見た加村は
「すまねぇあと少しで死ぬところだったありがとな」
希望さんに異変があった事を伝えて後ろに戻る。一番に変わっているのを確認して、また廊下の異変を探すが、今回は特に異変が無いので翔さんを読んで先に進んだ。すると番号は、二番に変わっていた。よしこのままいけばきっとを…が四番に辿り着く頃には僕以外は死んでしまった。どうしてあの時気づければまだ二人生存だったんだけどな。まぁ後悔してもしょうがない。なんとしても今回で終わらせなきゃ。そう意気込んで先に進み異変を探す。特にないかなと思って、通路を進もうとすると奥から勢いよく大波が襲ってきた。急いで後ろに走ったおかげで溺れずに戻ることができた。これでやっと5番かあと少しだし、頑張ろう。また先に進んで、異変探すここにはないかなそう思って、先に進むと六番。あと少し次の通路は扉が一つ多いのを確認して、戻り。遂に七番に到着した。やっとだこれで終われるはず、次の通路に行くと階段があり光が指していた。本当に出られるんだそしてその道を抜けた。すると何も無い真っ白な空間が広がっていた。ここはどこ?そんな事を考えながらフラフラしていると、目の前に選択しが出現した。そこにはどちら一方を選べと表示されていた。そこには僕の友人の名前が書いてあった片方は希望さんもう片方が加村と翔さんこれもしかして全員じゃ帰れないってことか、二人助けるべきかでもそしたら希望さんが………それからかなりの間考えた。僕にはどちらかを助けるなんてできない皆助けたいだから戻ろう。そして後ろを向いて走り出したすると大きな光が……
「彼方くん彼方くん彼方くん」
…なんだ何か呼ぶ声がするようなそう思って、目を開けると目の前には希望さんがいた。
「起きた…」
と落ち着いた様子で声をかけてくる。良かったまだ生きてるでもなんか顔が近いような。それに頭の下が柔らかい気がする……もしかしてと思い。顔を動かして横に向くとそこには正座をしている希望さんがいた。ということは僕は今希望さんに膝枕してもらってるてこと!?。えっ嬉しいいやいやきっと違うに決まってる。そういえば翔さんと加村はどこに行ったんだろう。希望さんに大丈夫と告げて起き上がって。周りを見回る。でも二人の姿は見えなかった。僕が探す様子を見て希望さんが
「二人なら先に言ったよ」
「そうなんだじゃあ行こうか」
そう言って希望さんを連れながら通路に戻る。とそこには加村と翔さんがいた。
「おっやっと起きたか」
「遅いぞ全く」
と聞き慣れた口調と声で、加村と翔さんが話しかけてきた、良かった二人共なんともなそうだ。よし次は絶対全員で生還して、家に帰るんだ。そう決意し、先に進む。今回は自分だけが、異変を探して問題なければ進むということにした。最初は少し反対されたが一番異変を見てきたから、任せて欲しいとお願いして納得してもらった。まぁ実際は皆が死なずに生還できたら、自分は死んでもいいと思ったからだ。なんせとっくの昔に死んだようなものだからな。よしとにかく探すぞ。最初は、特になく、次もなしその次も無しと、無しが連続ででている、次の通路も警戒は怠らないようにしながら探していると、前にいた男の人が急に走ってきた。後ろを向いて全力で走って、なんとか逃れられた。その後も難なく突破を繰り返して、三番出口まで到達した周りを確認しながら歩いて前に進み異変がないことを確認して、皆を呼んで進もうとした時に翔さんが急に喋りだした。
「ねぇこれなかったよう気がしない」
「う〜んとそうか?」
「確かに?」
翔さんが指を指す方向には看板の裏側に小さく文字が書いてあった。でもあったような気もするがもしものことがあるので戻ることにした。戻ると数字が進んでいたあれは異変だったのか。翔さんにありがとうと伝えた。それからしばらく何事もなく、進み続けて遂に最後の場所に来ることができた。最後の通路も何も無いと思い、ら先に進もうとすると、いきなり壁が走ってこっちに向かってきた。全速力で戻って難を逃れることに成功した。その後通路を戻るとそこには階段があった。
「やっと着いた」
「そうだなほんとみんなすまねぇ」
「別にいいじゃん楽しかったしね希望」
「うん…」
そして階段を進み外へ出ると、そこには一台の車両が止まっていた。これに乗れば終わりかそう思って、皆で乗り込んだ。それからしばらくしていきなり眠気に襲われ…目が覚めて、周りを見るとそこは元々いた場所の駅で更に夕方だった。やっと戻ってこられたのかにしてもあんなに大変で時間もかなり経ったと思ったのに、まだ夕方なのか。そういえば皆は、そう思って探すとベンチでまだ皆は寝てるようだった。それにしても何で、皆はベンチで自分は床なんだろう。そんな事を考えてると皆も目覚めて帰ることになった。最初に集まった駅で解散して各々帰ることにする。因みに帰り方は、自分は歩きら、希望さんは迎え、加村も歩き、翔さんが自転車での帰宅だ。加村は自分とは反対方向のため一緒に歩いて帰ることは叶わなかった。今日はなんだったんだろうなあんなにいろんなことにあうなんてな。そういえばまだ宿題終わってないな。帰ってやるかそんな事を考えながらフラフラしながらその日は歩いて帰った。それから約数日が経った。ある日加村からの連絡で集まることに当日呼ばれた場所に集まるとらそこにはこの前のメンバーが集まっていた。
「どうしたんだいきなり」
「いや前の事がさやっぱり申し訳なくてだからカラオケでもどうかなって」
とかなり申し訳なそうそう喋った加村を見て加村以外の全員が喋った
「あんまり気にしてないよ」
「私も…それに楽しかったし」
「僕も気にしてないよ」
「皆……ありがとうな」
としみじみした少し泣きそうな声で喋った里かなり気にしてたみたいだな。その後は、皆でカラオケを楽しんだ。その中でも意外だったのは、加村が洋楽好きだったことや、翔さんのわらべ歌だ。それから自分も少し自信はないながらにも歌って、あっという間に時間は過ぎてった。今日はほんとに楽しかったな。次もまた、こんな風に楽しく過ごすことができるんだろうか。まぁなんとかなるだろう。そういえば希望さんの歌声綺麗だったな。さ〜て家帰ったら宿題も終わらせないと、じゃないと間に合いそうにないし。それからの夏休みは希望さんを祭りに誘おうと思ったができずに、家で一人スイカ割りをやってみたり、アイスチャレンジをやってみたりして過ごした。こうして僕の二年の夏休みは終わり、学校生活が始まったのだった。さて秋はどうなるんだろうな。




