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次世代魔法の分家人  作者: めいがしん
〜1学期末と夏休み篇〜
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第70話 狙撃手




「私のスキルはね【狙撃】って言うの」


狙撃…。簡単に捉えるなら遠距離が得意なスキルってとこか?


「狙った相手の部位ならどこでも百発百中なのよ!すごいでしょ?」


す、すごいのか?

「魔術式展開すればオートでエイムが合うだろ?普通のことじゃないか?」


「まぁ、たしかにねっ!でも、私のスキルは私を中心とした半径50mが射程圏内なのよ?さらに、私の家は特別みたいでね固有の魔法が使えるのよ。その魔法は感知魔法!!どぉ?すごくない!?」


確かにすごいな。感知魔法とスキル【狙撃】はかなり相性が良さそうだ。

「だが、魔物はここから最低でも70mは離れてるが?」


「まぁ、見てなさい。私の射程圏内は半径50mなら、前方だけにスキルを絞ると直径100mになるわ」

真菰は右目を瞑り銃を構えた

「魔式展開 魔弾!!」

放たれた魔弾は魔物を貫いたのだった


『プギィ!!』

魔物の狙撃された声が遅れて聞こえてきた


「やった!!」

真菰は銃をしまって嬉しそうに喜んでいた


す、すごい。ただでさえ小物の魔物を寸分の狂いもなく撃ち抜いてみせた。しかもテールムはハンドガン型なのに…。もし、仮にスナイパー型のテールムを使えばさらに飛距離は伸びて精度も上がるはずだ。しかも感知魔法も使えるとなると狙撃手の弱点も防げることになる。

「これじゃ、天性の狙撃手スナイパーじゃないか」

俺がオーダーメイドしたテールムを使ってほしいくらいだ


俺達は倒した魔物に歩いていき魔石をゲットした


この階層でもまだ一角兎が出るんだな。そろそろ強いのが出てきてもいいと思うんだが。

「ん?なんだこれ?」


俺は倒された兎の下に人の手のようなものを発見した


「きゃっ!!な、なにこれ!?」

真菰は驚き目をつぶって言った


「どうやらシーカーが魔物の餌食になっていたようだな」

だが、おかしいな…。こんな小物にやられるようなSランクシーカーがいるとは思えない。しかも、パーティーメンバーはどうした?来た道では誰にもすれ違ってないはずなんだが…。


今来た道は一本道、この魔物を倒したのはその突き当たりの道である。そしてその突き当たりを90°くの字に曲がった道に奴はいたのだ


『グルルルルル!!』

息を潜め、喉笛を鳴らして俺達を睨みつけた

そして、その魔物は俺たちが気づいたのを察知すると角を立てて突進してきた


「まさかこいつが!?退がれ、真菰!!」

俺は真菰を抱き抱えてすぐに一本道へと後退した


魔物の角は勢いよく壁に突き刺さり、奥深くまで貫通していた


先程までの一角兎の上位種か?体長は約3mってとこか。直立したらダンジョンの道よりも大きそうだ。というより道の大きさとほとんど変わらない。見た目は兎が大きくなっただけだが、まるで熊だな


『グルルァァァァ!!』


「な、なにこの魔物!さっきの兎なの?大きすぎるわっ!!」


「気を抜くなよ!この魔物相当強いぞ!」


「わかってるわ。魔式展開 魔弾!」

真菰が銃を構えて魔弾を放った


だがしかし、魔物に当たると同時に魔弾は弾け飛び消えたのである


「うそっ!?」

真菰が目を開いて驚いた


あの白い毛…モフモフとしてそうだが実際は硬いようだ。魔弾くらいなら避けるまでもないというわけか。

「なら、俺の方はどうかな?魔式展開 魔弾!!」

俺も銃を構えて魔弾を放った


だが、結果は真菰と同じであった


「俺の魔弾でもダメなのか!?」


『グルァッ!!』

魔物は角を立てて突進してきた


どうする!?魔弾でダメだとしても貫通力のある土神門なら通用するはずだ。道幅ピチピチだとしても足元のタイミングを合わせればそこから後ろに抜けれる。よし!……。いや、俺の後ろには!!


魔物の鋭い角は俺の左脇腹を貫通した


「ぐぅっっ!!」

それと同時に俺は左腕で魔物の頭をガッチリと締めたのである

「0距離なら効くだろ?魔式展開 土神門!」

魔物の肌に直接つけられた銃口からは石弾が放たれ、魔物の首と胴体が分かれた


「やったな」

俺はそのまま地面に座り込んだ


「な、夏君!?大変!血が!!」

真菰が俺の元へとかけよってきた


「大丈夫。ただのかすり傷だよ」

左の脇腹を貫いたとはいえ、当たる寸前に右の避けていたから重度のかすり傷と言ったところだろう


「何か血を抑えるもの…。そうだ!」

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