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次世代魔法の分家人  作者: めいがしん
〜ダンジョン生活と学園篇〜
30/74

第29話 夏の校外学習模擬戦 初戦




俺はくじを引いて、6班の控室に戻ってきた


「夏!どうだった?」


「1番…だ…」


「ち、ちょっと!六条くん!?」


「ハハハ!!夏君らしいね!」


「六条くん。そんなに落ち込まないでください。仕方ないですよ!」


梵さんに慰められるとはな…


『対戦は決まった!第1試合【山城班】対【六条班】。第2試合【高橋班】対【雷豪班】。第3試合【剣崎班】対【弓島班】。シードは【嵐山班】。これより30分後に第1試合を始める!山城班と六条班は準備しておくように!以上。』


「山城班だけど【山城 岩間いわま】、【草薙くさなぎ 緑華ようか】、【振童しんどう 乙葉おとは】、【水間みずま しずく】、【拳道けんどう ごう】の5名よ。六条くん考えはあるの?」


……

「すまんな。全員の名前と顔が一致しない。それとスキルもわからないな…」


「う、うそでしょ?あなた今までの学校生活まともに送ってきたの??」


「ハハハッ!夏君らしいね!」


「もー夏ったら。山城くんはクラスの中でも背の高い人。緑華は眼が少し緑ぽくて、運動神経抜群。乙葉ちゃんは静かでお淑やかな子よ、いつもイヤホンしてるわ。雫は水色の長いピアスが特徴。拳道くんは筋肉質で髪がボサボサよ!」


「それでわかるのかしら?」


「なるほど。了解した」


「さすが幼馴染!一青さんは夏君のことをよくわかってるね!」


「六条くんも。すごい。」


「転移組と一般組。スキルもわかれば教えてくれ」


「山城くん、緑華が転移組。他3人は一般組よ。スキルは…」


「スキルは山城くんが【岩】、緑華さんが【草】、雫さんが【水滴】ね。他2人はわからないわね。ちなみに、山城くんと緑華さんはBランク、雫さんはCランクね。他は探究者シーカーになったばかりよ」


さすが朝日さんだ。よく調べてある

「ありがとう。これでなんとかなるな。とりあえず作戦は山城と一般組の3人を狙っていく。地形にもよるが、初戦だ。自分と他の者がどうゆう戦いをするか経験を積むとしよう。行くぞ!」


『これより!第1試合を始める!体育館の地形は【岩】だ!それでは、はじめ!!』

ビーーーーーー


広大な体育館に岩肌がゴツゴツと形成されていった


「しかし、魔法といえどすごいねこれ!」


「あぁ。最先端技術を搭載した高校とは聞いていたがここまでとはな」


「2人とも!呑気に喋っている場合じゃないでしょ?岩ってことは隠れられるところは少ないのよ!待ち伏せは無理ね」


よく状況を理解しているな朝日さん

「あぁ。だが、それは相手も同じだ。千冬!頼んだぞ!」


「おっけー!行くわよ!」

千冬が俺達の前に立った

「スキル【氷姫】 氷帝鮮麗ひょうていせんれい!!」

千冬が地面に両手をつけた瞬間、体育館の3分の2が氷漬けにされた


「な、なにこれ!」


「一青さん…す、すごい」


「すごすぎます…」


これが、千冬のスキルだ

スキル【氷姫】自在に氷を生成し、操ることができる

ただでさえスキルはバケモノ級なのに千冬の魔力量は尋常じゃない。俺の20倍はあるだろうな。しかも学校用の魔法武具テールムを使って体育館のほとんどを氷漬けとはな…


ビーーーーーー

『振童、水間、拳道。戦闘離脱』


山城もアウトになってくれれば棚ぼただったんだがな。流石に転移組と一般組では差が出るか…

「次だ!梵さん!風魔法で感知を!」


「はい!スキル【木枯らし】 風知ふうち


梵さんは元々スキルの使い方が上手い。自分のスキルをよく知り、使い方や凡庸性をよく分かっている。この技は弱い風を送り相手の位置を探る。


「緑華さんは1時の方向約20m…、山城くんが見つからないです!風は体育館全体に吹いているはずなのに…」


「…となると岩で風を避けてるか、もしくは地面だな。梵さん探究者シーカー試験の時みたく地面に風の攻撃を頼めるかい?」


「できますけど、射程範囲はせいぜい2.3mが限界ですよ?」


「大丈夫だ。あっちは追い込まれてる分責めるしかないからな」


俺は地面に耳をつけた


スキル聴覚で位置を探ればある程度は分かる

………いたな。ここから5mは離れてるか…


「よし、梵さん頼む!続けて千冬が梵さんが掘った穴に氷魔法を頼む。氷柱で周りの地面ごと持ち上げてくれ」


『了解!』


梵さんの風魔法がこより状になり周りの地中を掘っていく。そして、その穴に千冬の氷魔法で地中から地上に向け氷柱を放った


氷柱の勢いで山城が空中に飛び出してきた


「よし、出たな。猫頭、朝日さん頼んだ!千冬は梵さんの指示に従い草薙さんに向けて氷だ!」


千冬の超範囲攻撃が炸裂

そして、山城に向かった猫頭と朝日さんで的を破壊した


ビーーーーーー

『草薙、山城。脱落!!勝者、六条班』


「やったー!!」


「勝ちましたね!」


「さすが六条くんだわ。見事な采配ね」


「夏君さっすがー!」


「まぁ、この程度は楽勝だろ。むしろここから手の内がバレてくる。気を緩めるなよ」

そう言って、俺は見物席の嵐山を見た


よくこっちを見てるな。あいつの前でここまで手の内を晒すのはいたいけないが仕方ないか…




「六条班勝ったわね。仁くん」


「あぁ。敵を全滅させて自軍は無傷とはな。一青と朝日は探究者シーカー歴も長いから流石と言えるが、他2人は素人同然なのにあの動き…。六条の采配と言ったところか。戦うのが楽しみだな」


「俺たちなら負けないだろ」


「そうね。なんたって全員、探究者シーカーランクB以上だし!」


「お前ら仁がいるからって気を抜くなよ?」

ご愛読ありがとうございます^ ^


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