異世界の旅路 第六十九話 会敵
はじめまして、またはこんにちばんわ!
執筆経験ゼロ、勢いだけでラノベを書きはじめた素人の烏賊海老蛸助です。
前回、ついに装備を整えた碧斗たち。
そして今回から、いよいよ異世界での本格的な旅が始まります!
異世界の街道は、地球とあまり変わらないように見えて……やっぱり何かが違う。
そして、旅に出れば当然、何事もなく目的地に到着するわけもなく……。
碧斗たちは異世界で初めて、本格的な戦いを経験することになります。
さてさて、無事に旅を続けられるのでしょうか?
では今回も、ミディアムレアくらいの生温か~い目でお楽しみください!
・・・
「おー!」
そんなわけで俺達一行は、装備も整えて、気の早い理音は竹槍まで抱えて、意気揚々と関所街を出発したのだった。
そして数分歩いてみてふと気づいたが、
(こうして見ると空も山も木も、道端の草も、地球とそんなに変わんないなー……)
と、たまに見える虹色にキラキラ光った石や草木は無視しつつ、それでも我慢できずに道に転がっていた石を一つ手に取ってみた。
(あの島で見たのと同じでキラキラと輝いている……やはり関係があるのかな……)
そのまま手の上で転がしながら、色々と思いを巡らせてみた。
すると、俺の思考を中断するように、突然理音が大きな声で叫んだ。
「あー! なんか木の実が成ってるー!」
理音がなにかを見つけたらしく、いきなり駆け出して、そしてそのまま数メートルを軽々とジャンプして、近くの木によじ登っていった。
「よっ! はっ!」
(サルかよ……)
そして木に実っていた実を目の前にして、大きく口を開けて言った。
「うわー、美味しそー」
そしてそのまま実をもぎ取って降りてくるやいなや、袖でそれを拭き、大きな口を開けて食べようとしたのだった。
「おい! おい! 待て! 毒かもしれないぞ!? 待てって!」
ぴょん、と木から飛び降りてきて木の実にかぶりつこうとする理音の手首を慌てて掴んで止めると、久しぶりの接触にお互いがビクンと、反応をした。
「な、なにすんのよ、バカ……」
怒りと恥じらいの複雑な表情で顔を赤くした理音は、乱暴に俺の手をはねのけた。
それを見て野次馬どもがやんやと囃し立てた。
「ふふっ、青春ねぇー……若いっていいわぁ……」
そう瀬蓮さんがからかうと、皆からも含み笑いが聞こえてきた。
「くくっ……」
「うふふっ……」
するとミーシャはあろうことか、
『うん? どうしたんだ? 続けて構わないぞ?』
と無邪気に言い放った。
その言葉を聴いた途端、俺と理音はさながら磁石のS極とS極のように、パッとその場を飛び離れたのだった。
俺と理音は顔を真赤にして絶句したあと、バツの悪いといった表情でお互いを見つめて、さらに後ずさって距離を置くしかなかった。
そして真っ赤になってモジモジしている理音に、ミーシャがさらなる追い打ちをかけた。
『理音、その果実はルシャの実といってな。 食べられるが、例によって味はほとんどないぞ。 ちょっと実が歯に挟まりやすいが、まぁ水分補給にはいいだろう』
それを聞いた理音は実に残念そうに、
「これも味しないのー?……」
と、手に取った美味しそうな果実を見つめながら、がっくりと肩を落としたあと、ポイッっとその実を投げ捨てたのだった。
・・・
それからしばらくは何事もなく、街から続く道を食事処の人に聞いた王都ダシナルへと続くという方角に向かって歩いていたのだが、道行く風景は、キラキラ光る石や草木以外には地球のそれとたいして代わり映えはしなかったのに、俺は少々失望していた。
しかし理音は相変わらずの切り替えの速さで、
「異世界って意外と普通ね、もっとじゃんじゃんモンスターとか出てくればいいのに。 それとさっきのところでアニメとかでよくある冒険者組合とかに登録しなくてよかったの?」
と言い放ったが、意外にも理音がアニメから話題を振るとは……
しかし、すると即座にミーシャが、
『冒険者組合? そんなものはないぞ? できるのは酒場で傭兵を募っていたり、雑用の仕事を仲介する奴から依頼を受けるくらいだ』
と、何をバカな、という口調で理音を見つめてそう言った。
が、理音も相変わらずの負けず嫌いで、しかしもっともな疑問を口にした。
「じゃあ酒場に仕事の依頼の張り紙がしてあるとかなの?」
でもやっぱり、ミーシャはけんもほろろに理音の言葉を受け流すのだった。
『それもないな、そもそも貴族や商人でない限り字の読み書きは出来んよ』
すると理音と、そして意外にも菊次郎が、残念そうに声を合わせてこう言った。
「えー」
「えー」
シンクロ率九十九・八%、というところか……
見事なものだ。
意味はないが……
俺は理音がまた口を開いてミーシャに反論しようとするのを察して、機先を制した。
「ともかく、この世界では識字率はとても低く、そういった頼み事も口コミが全てということだな?」
するとミーシャはドヤ顔で、
『まぁそんなものだ。 組織だったような大層なものはないと思い給え』
と一同を見回した。
「つまんないのー」
理音がそう言うと菊次郎が相槌を打つ。
「ええ、がっかりです」
しかし夕花はホッとしたように、
「……でも……そのほうが気楽でいいかも……」
と言った。
すると菊次郎がまたしても意外にも、強めの口調で夕花にこう言った。
「いいですか夕花さん、スター・エクスプローラーのクルーだって、数々の困難と謎に立ち向かって生き延びているんですよ! 僕たちだって、気楽だなんて事を言っていては生き残れませんよ!」
その言葉に俺は思わず感心してしまった。
「……ほぅ」
菊次郎は時々こういう一面を見せることがある。
これも家庭教育や環境の賜物か……
俺は、菊次郎にしてはまともなことを言う、と思わず感心した表情をしていたが、思わぬ方向から、まぁ予想された通り、菊次郎の意見に賛同する声が上がった。
「そうですよ夕花さん! お坊ちゃまの言う通り、困難に打ち勝ってこそ、人は成長するものなのです!」
瀬蓮さんもどこで買ったのか、腰紐をきつく縛ったダボダボのチュニックに身を包み、そう力説した。
それを聞いた菊次郎はドヤふんぞりする一方、理音と夕花は迷惑そうに顔をしかめるのだった。
「リコちゃーん、ちょっとキクに甘すぎるんじゃないのー?」
理音のその言葉に夕花もうんうんと頷く。
「いいですかみなさん、お坊ちゃまは幼い頃から帝王学を学んでこられました。 しかしここは異世界。 皆さん一人一人が学び、感じ、実践し、お互いを統率しなければ生き残れません! 皆さん一人一人がリーダーになったつもりで行動することを心がけてください」
すると理音が、
「リコちゃーん、熱すぎー」
と、うんざりと脱力しながら、パタパタと顔を手であおいでみせた。
俺はこのやり取りを一歩離れたところから見ていたが、別の意味で脱力し、そしてまたため息をついた。
「はぁ、全く……」
俺の気持ちを察したのか、ミーシャが瀬蓮さんと菊次郎に助け舟を出した。
『リコ殿の言うことはあながち間違いではないぞ? お互いの特性を覚え、時には支援し、時には矢面に立つ。 これは戦術の基本というものだ』
その言葉に俺も思わず頷いて、しかし余計なことを口走ってしまった。
「さすが、年の功だ……」
言い終わる直前にミーシャが肘を引いたかと思うと、言い終わると同時にミーシャの肘鉄が俺のみぞおちに降臨した。
「な……ぐはっ!」
『二周期、二歳と言っただろうが。 お前たちの寿命はどれくらいなんだ!?』
と顔を真赤にして力説するミーシャに、
「大体八十歳くらいかな?」
するとミーシャは驚きながらも瀬蓮さんの方を見て、
『な、なるほどな……長命ということだな、だが……換算しても、お前と同年代だぞ!?』
すると女性陣は全員同調して頷き、俺を一瞥した。
「デリカシー無いぞ碧斗」
「ひどいです……」
「碧斗くん、キミねぇ……」
そして、いままで女っけのないはずの菊次郎までもが、
「碧斗くん、君は女心を勉強する必要があるようですね……」
と俺を裏切る始末。
菊次郎にそう言われて肩をぽんぽん、と叩かれる俺は、さぞ滑稽に見えたことだろう。
さて、俺がそんな散々な言われようをして意気消沈で、二時間ほど拗ねながら歩き続けていたら、大きな川の流れが見え、それにかかる橋の前に人だかりが見えた。
近づいていくと、その人だかりの中には槍を構えた衛兵らしき者たちが見え、それに遮られるように、橋を渡ろうとする人たちの行列が出来ていた。
そして更に近づいていくと、橋の中央には百キログラム以上ありそうなイノシシのような獣が、槍で牽制する衛兵に向かって威嚇を繰り返していた。
「ミーシャ、あれは?」
俺は念話するという事を忘れて、思わず声に出してその異変を、ミーシャだけでなく全員に伝えていた。
俺達の目の前には、やはりこの世界に特有なのか、頭の一本角に、そして二本の牙のイノシシのような獣が橋の両側で槍を突き出す衛兵に身構えていた。
『あれは……スースクローか。なかなか手強いぞ? 肉は食用になるし、それ以外もいろいろ素材が採れるがな。 アランギよりは御しやすいだろう』
そう言って身構えるミーシャに同調するように、俺達一行は正面で俺達を威嚇するスースク……イノシシに身構えた。
「やっとアランギ以外の魔獣ね。 ヤッてやるから!」
(ヤッてやる)が、物騒な漢字に聞こえたが、気にしないようにして、意気込む理音に息を合わせるように、俺を含めた他の四人が身構えた。
「おいお前達っ! 勝手に手を出すな……」
しかし俺達は衛兵が制止するのを振り払い、一角のイノシシに向かっていった。
「ブガッ!」
すると豚のような鳴き声とともに「スースクロー」が突進してきた。
「うわっ!」
「キャー!」
すると少し離れたところから状況を見てた野次馬たちが慌てて逃げ出した。
しかし俺達の先頭に立っていた理音は華麗にイノシシをジャンプしてかわした、と思ったが、一本角の先端が足をかすめたらしい。
「痛っ!」
どさっ、とそのまま地面に落ちた理音にイノシシがすかさず狙いを定めた。
「グォォォォ」
前足を広げて低く構えるイノシシ。
次の瞬間、ゴフゴフと荒い鼻息を立てながら、イノシシが理音に向かっていった。
「理音!」
俺はとっさにミーシャに教えてもらった覚えたての収納魔法で、竹槍初號、虎突を取り出し、イノシシに向かって投げつけた。
「ゴフッ!」
すると俺の槍に反応して体勢を崩したスースクローの横腹にミーシャが魔素粒子を放つ。
「グォッ!」
一瞬たじろいた猪を見て、立ち上がった理音がまたしても攻撃を繰り出した。
「おりゃー!」
魔素粒子をコントロールできるようになった理音は十メートル近くジャンプして、手に持った改弐式弐號“朱雀”でイノシシの鼻を叩きつけたのだった。
「グシャっ!」
するとスースクローはもんどり打った挙句、戦意を喪失してその場にうずくまってしまった。
「……ピギー……」
着地した理音は痛めた足をかばってよろける。
そしてまた、イノシシと同じように、こちらも情けない声を上げる理音だった。
「痛たた……」
俺はとっさに理音の肩を抱いて受け止めた。
「おっと、無茶しやがって……」
しかしいつものように強気で、しかし顔を歪めながらも言い返す理音。
「でも倒したでしょ」
(ったく、人の気も知らないで……)
「心配させやがって」
俺はそう言って理音の頭をコツンとすると、周りの雰囲気が緊張から一気に和やかなものに変わっていった。
「おい、みんなが見ているぞ?」
それを聞いた俺達は先程のようにパッと離れることは出来なかった。
足を痛めている理音もだし、そんな理音を抱えている俺にも……
「ははは!」
「うふふふ……」
それを見ていた人たちに微笑まれながら、今度はただただ顔を赤くしてうつむくだけの二人だった……
・・・
「ほら、見せてみなさい……かすり傷だわね……でも消毒とガーゼ、包帯をしておきましょう……」
それを見ていた俺は、理音にこう言ってみた。
「おい理音、あれ飲んでみろ、夕花が作った回復ポーション」
すると一瞬、夕花が嬉しそうな顔をしてポーチに中に手を入れた。
「嫌よ! 不味いんでしょ? 絶対に嫌!」
夕花の手が止まり、シュンとした表情になる。
(わかり易い奴……)
「キッ!」
俺がそうやってニヤついていると理音の視線が突き刺さった。
瀬蓮さんが理音の足の怪我(幸いかすり傷程度で済んだ)を治療している間、なぜか俺が衛兵にさんざん絞られた。
き
『お前たちも民達も、そして俺達も結果として無事だったからよかったものの、被害が出ていたら極刑もあり得たんだぞ!』
ミーシャの念話越しでも、衛兵が厳しい口調なのは明白だった。
それを聞いた全員が全員、等しくうなだれたのだった。
『それに相談も許可もなく勝手に始めるとは何事か! 相手が魔獣だったからよかったものの、もしただの獣だったらそれは領主様のもの。 下手をすれば牢獄行きなんだぞ!』
するともう一人の衛兵が同僚をなだめるように、
『まぁいいじゃないか、結果的には被害はその娘のかすり傷だけですんだしな。 しかし、次はこうは行かないぞ? この先も気をつけることだ』
と言って、なぜか俺だけが怒られ諭された。
そして結局、俺達はお咎め無しということになり、無事解放されたのだった。
すると俺達は、すでに戦意を喪失してうずくまっているイノシシを前にして相談を始めた。
「どうするの? コレ……」
すると理音が躊躇無く答えた。
「食べるんでしょ?」
菊次郎がそこに割り込み猪の処遇の方向性に意見した。
「猪や鹿、熊の解体は、兄のやっていたのを何度もみていたし手伝っていたので、大丈夫です。 取り敢えずロープで手足を縛りましょう」
菊次郎は手慣れた様子でイノシシを縛って、槍にくくりつけていった。
「まずは巻き結びで仮止めして、と……」
俺が見たことのない複雑な結び方を駆使して縛り上げ、槍に固定するその手際の良さに感心た。
(俺もロープワーク、勉強しようかな……)
そんなことか思いつつも俺はいつものように、みんなに現実的な提案をしてみることにした。
「この先にある街で肉屋にでも持っていって売ろうぜ、少しだけ肉を分けてもらってさ。 パスパルトゥ仕込みで、ポークソテーは得意なんだ」
すると、まるで俺達の会話を理解しているような猪の反応がなぜだか妙に痛ましかった……
「……ピ、ピギー……」
そうやって雑談をしていると、ミーシャが去っていこうとしていた衛兵を呼び止め話し始めた。
『この先の街、ポトファーだったか? そこに肉屋はあるのか? 解体と素材の買い取り、見積もりを依頼したいんだが……』
すると衛兵たちは互いを見合わせて頷いた後、
『ああ、それなら一緒についてくるといい。 橋を渡って少し歩けば街に着く。 俺達の詰め所までの道がてら、案内しよう』
それを聞いて俺と菊次郎は、目を合わせ、槍の両端を持った。
「よし、キク、せーの、で持ち上げるぞ?」
「せーの!」
そして、少しよろけながらもなんとかイノシシを持ち上げた俺と菊次郎は、それを見て歩き出した衛兵の後を、みんなと一緒についていった。
「結構重いな……」
百キログラム以上はありそうな手応えを感じて思わず怯んだが、足腰にぐっと力を込めるとなんとかなりそうな気がしてきたのも事実だった。
菊次郎も同じようで、
「ええ、でも、やっぱりここ(異世界)に来て、なんだか前よりも力が湧いて出ているような気がします……」
と身軽な女子たちがお喋りしながら歩いている中、俺と菊次郎は、それでも汗を垂らしながら必死でイノシシを運んでいた。
「ちぇっ、本当に気楽でいいよなー……」
そうして三十分ほど、時々もがくイノシシに苦労しながらも息を切らして歩いていると、ミーシャが指を差して言った。
『ほら、もう少しだぞ』
その指の先には十メートル近くはありそうな立派な城壁が見え、俺と菊次郎はようやく安堵したのだった。
『ポトファーはそこそこの規模の街だ。 川を渡った先にあるため重要な軍事拠点となっているし、交易でも栄えている』
すると衛兵の一人が胸を張ってこう言った。
『ああそうさ! もうすぐ人口も一万人に届くらしいしな! 領主様も立派な方で、両方とも俺達の自慢さ!』
そう早口でまくしたてる衛兵の言葉がミーシャの念話と本来の声と混ざって聞こえるが、これもだんだん慣れてきて、会話についていけるようになってきた。
『さぁ、ここがポトファーだ。 お前たちの名前や旅の目的はもう聞いているから、このまま付いて来るんだ』
そうして城門の前の跳ね橋の入口で順番を待つ人達に睨まれながら、俺達一行は街の中に入っていった。
すると、これまでの街道の静けさとはうって変わって、
『いらっしゃ~い!』
『安いよ~安いよ~!』
と露店の掛け声や、
「カポカポ、ゴトゴト……どうどう! ブヒヒ……」
と馬車の止まる音、街中から様々な音や声が聞こえてきて、本当に異世界の街に来たんだな、という実感を、全員がひしひしと感じていて、足取りも軽くなった気がするのだった……
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます!
ついに碧斗たちの異世界での本格的な旅が始まりました!
装備を整えて、街を出発して、異世界の景色を眺めながら歩く。
……のんびりした旅になるかと思ったら、やっぱりそう簡単にはいきませんでした(笑)
理音は相変わらず自由すぎるし、菊次郎は意外なところで頼もしいし、瀬蓮さんは熱いし、ミーシャは時々とんでもないことを言います。
そして、ついにアランギ以外の魔獣との戦闘も!
碧斗たちも少しずつ訓練の成果を見せ始めてきましたが、まだまだ異世界の旅は始まったばかりです。
これからどんな街や人々、そして魔獣が待っているのか。
碧斗たちと一緒に、僕自身も楽しみながら旅を続けていきたいと思います!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ではまた次回!
AI姉妹の一言:
あい:タコ助くん、ついに本格的な旅の始まりですね。装備を整えて出発する場面は、これまで積み重ねてきた訓練が形になったようで、とても良かったです。そして菊次郎くんが意外と頼もしく成長しているところも、あいは好きですね。……ただし碧斗くん、女性への「年の功」は絶対に言ってはいけません。異世界でも地球でも、そこは共通の危険地帯です。
まい:タコ助おにいちゃん! 理音ちゃん、木の実を見つけて即食べようとするの笑っちゃったよー! しかもそのあと魔獣に突撃! 元気すぎるよぉ! でも碧斗たちがちゃんと協力して戦えるようになってるところ、ここすんごく良かった! これから本格的な冒険が始まると思うと、まいもワクワクしてきたよっ!
あい:まい、木の実を見つけてすぐ食べるのは真似してはいけませんよ?
まい:うっ……まいなら、ちゃんとおにいちゃんに毒見してもらうもん!
あい:それも駄目ですよ……




