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見感語  作者: 紀希
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ピィーピィー星人



俺はまた寝ていた。


普通なら誰しもが寝ている時間だからだ。



睡眠は大切だ。


一週間は7日もあるのに。


俺に与えられた休日は2日のみ。


本当なら3.5日。


3日と半日は休むべきだ。


世間じゃ、~の壁がどうのこうの騒がれているが。


不必要な搾取を無くせば、


不要なシステムを新たに考え、


構築する必要も無いだろうに。


と、胸の中で秘かに思っている。


そんなに稼いでどうするんだ??


元手が上がっても。


持って行かれるのは、変わらんぞえ?



相変わらず騒音がうるさい。



頭のおかしな住人は普通の生活音だと言語する。


普通の生活音で、これ以上静かには出来ないと。


しかるべき所へ連絡するが、


返って来る言葉はオウム返し。


断続的に響く音の元は何の音なのか。


何をしていたら出る音なのか尋ねれば、


プライバシー


そう、答えるだけ。



どうやら俺には安眠するプライバシーは無いらしい。


こうして6年近くなあなあにされ。


解決策はまたもや御見送り。


無能というか、仕事がしたくないのか。


それとも大の付くバカなのか。



そんな理不尽と仕事の疲れで。


俺はこうして悪夢を見ると起こされ。


1話で完結する話だった物語に。


また手を走らせる事になったのだ。



まあ、興味があるのなら指を動かしたらいい。



明け方、?だっただろうか。


時間には合わない不愉快な音が。


どこからか聞こえて来た、



ピィー、ピィーピィー。



まるで聴力検査のあの音だ。


因みに高い方のやつ。



耳鳴りってのが正しい。


ストレスだな。



今回は知らない友人も男も出ては来ない。



目を開けた時。


あの音がした。



ピィー、ピィー、ピィー。



真っ暗な部屋の中で。


クーラー下で立つヤツが居た。



明かりがある訳でも無いから、


通常なら何も見えないはずだ、


、、そういう所は。あまり気にしない方がいい。


つまらなくなる。



というか、ここは。観光名所なのか??



ピィー。ピィー、ピィー。



有名なアニメーションに出てくる様な、


根の優しそうなキャラクターだ。



大きな麦わら帽子を被り。


農家の様な格好をしていた。



青いツナギを着ていて、腕が出ている。


確かこの間も腕が出ていた様な。。


中には服は着ておらず、


茶色い素肌が見えている。


ふわふわとしているという程でもないが、


毛むくじゃらな獣人?の様なヤツだった。


鼻は高く瞳は蒼かった。



ピィー。ピィー、ピィー、



2回目だと、もう何とも思わない。


そいつがこの間のよりも、


愛らしいヤツだったからだろうか。



耳鳴りはうるさかったが。


今日も仕事だ。


電子音に起こされるまでは寝なくてはならない。



朝、目覚めた時。


これが本当にあった出来事なのかは分からなかったが。


家を出る時間になってテレビを消そうとした時。


あの耳鳴りがした。



ピィー、ピィー、ピィー、



俺は思い出した。


ヤツに遭遇した事を。



きっと奴は宇宙人なのかと思う。






























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