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 ①③⑥

来週の頭から2学期の中間テスト期間になり、永剛はしばらく楓の部屋に来る事をやめると楓に話した。


楓は寂しがったが、それは永剛も同じだった。


「来週の土曜日の夜には来るから」


「1週間も会えないの?」


「そうなるよね」


「えー。なら私がえーちゃんの家に行こうかなぁ」


「駄目だよ。僕、勉強しないといけないんだから」


「つまんないの」


「今から高校受験に備えてしっかりやっとかないと将来、ろくな仕事につけないくなるし、父のような肉体労働も嫌だし」


「わかったわよ。でもそのかわり約束してくれる?」


「良いけど、何を?」


「明日から1週間、絶対、シコらないで」


「え?どういう事なの?」


「シコシコしたくなっても我慢して」


「どうして?」


「だって1週間も我慢したら、いっぱい溜まるでしょ?それにえーちゃんも我慢した分、興奮するだろうし、そんなえーちゃんの姿をみたいの。で、溜まった精子を私の中にいっぱい出して欲しいから。だからシコシコ禁止」


楓は言った先から永剛のペニスをいじり出す。

2回もやった後だから、そんな気分じゃなかった。けど身体は正直で直ぐに楓の罠にハマり勃起した。面倒だったけど、明日からはしばらく会えないのだ。永剛は楓の要望に答える為に勃起したペニスを楓の内腿に擦り付けた。


楓と出会ってから後、永剛はクラスの女子の身体をよく観察するようになった。あからさまに見るわけにもいかず、より観察する時は決まって体育の時間だった。


体操着を着た女子を頭の中で裸にして行く。そのような事を想像するのは楽しかった。喋る声から喘ぎ声を思い浮かべ、胸の大きさから乳首の形を想像し、お尻や太腿の大きさから濡れた性器を頭の中で描いた。


眉毛や髪の毛の色や濃さで陰毛の量や肌触りを妄想し永剛の舌先で舐められている姿を想像する。


その中でも遠藤冴子は中々いやらしいイメージを永剛に与えてくれた。着痩せするタイプなのだろう、体操着に着替えた遠藤冴子はクラスの女子の中で1番発育がよかった。永剛は楓にするように遠藤冴子のお尻を叩きながら、彼女の声を聞いてみたいと思った。


そのような妄想も、今日から1週間はテストに集中する為、一切、出来なかった。するつもりない。永剛は自分でも気づいていないが、頭の切り替えが得意な人間だった。


久しぶりの家は楓の部屋と違って、空気は重く澱んでいた。歩くたびに逃げ惑うゴキブリ達を他所に、永剛は真っ先に自分の部屋がある居間に入り窓を開けた。


微かに冷んやりとした秋の夜風が家の中へと入り込んで来る。開けっ放しの押し入れの中に鞄を置いて制服を脱いだ。


ランニングシャツとブリーフ1枚の姿で敷きっぱなしだった母の布団を干そうと腰を屈めた。持ち上げると布団の下から小さなゴキブリの子供が大量に這い出て来た。


それを見た永剛は、一旦、掴んだ布団を放り出し畳の上に跪いた。まるでモグラ叩きをするような姿勢で、永剛は広げた手の平で次々とその小さなゴキブリの子供を叩き潰していった。


1匹潰すたびに永剛の中の何かが弾み、自然と笑みがこぼれた。手の平でゴキブリが潰れる様が何とも心地よかった。久しぶりの感触だった。


そのおかげか、永剛は夢中になってゴキブリを潰し続けた。今からキッチンへ、キッチンから廊下、風呂に至るまで永剛は奇声をあげながら、ひたすらゴキブリを潰して回った。両掌がゴキブリの体液に塗れるまで永剛はそれを続けた。


満足するまで潰すと全身、汗まみれになっていた。その場で下着を脱ぎ風呂に入った。脱いだ下着をバケツに入れ、石鹸を泡立てる。お湯を入れつけ置きした。


風呂から上がると裸のまま押し入れに入った。

午前中の授業の復習をし、終わると予習に取り掛かった。テスト範囲は既に、予習で済ませてある。ノートを取り出し月曜日に行われるテスト科目を確かめた。永剛は頭の中でその範囲を思い浮かべ、よしと呟いた。


予習を終わらせると一旦、押し入れから出てテレビをつけた。何かのサスペンスドラマがやっていた。それを何となく観ながら昨日初めて会った明山未子というおばさんの事を考えた。


自ら見守るとはどういう事だろう?考えて永剛は鼻で笑った。まさかダジャレじゃないよな?

見守るイコール、自らの身を守る、身を守る、で見守り?もしそうならダサすぎだと永剛は思った。


余りの馬鹿馬鹿しさに思わず笑ってしまう。もし見守りというのが身を守ると同義語として会で使っているのだとしたら、もし見守りが決定すれば誰かが母を守ってくれるという事か。まぁそれはそれで有り難かった。


正直、母が入院しているという話はピンと来なかった。ださらそれが本当だとしてもお見舞いに行くつもりはなかった。今、母に帰られると楓のアパートに泊まりに行けなくなる。


もう一度、母に肛門をいじられ抱きたいという欲求はあるにはあったが、楓がいる今、その欲求は前ほどでは無くなった。寧ろ、こんな言い方は良くないが、金だけ送ってくれれば良いくらいに永剛は思っていた。


永剛はテレビを見ながらペニスを布団に押し付けた。丁度、テレビの中で女が襲われていたのだ。スーツを引き裂かれ胸が露わになる。それを見ながら永剛は布団の上でゆっくりと腰を動かした。鬼頭が濡れ始めた頃、場面がかわり、永剛は舌打ちをした。


まぁどの道、楓との約束がある為、射精するつもりはなかったが、もう少し観たかったと思った。そのままうつ伏せで横になると自然と瞼が重くなっていった。目を閉じると睡魔がやって来て、永剛はそのまま眠りに落ちていった。


中間テストが終わると直ぐに楓のアパートに行った。お昼を過ぎてまもない時間帯だった。この時間帯、楓は寝ている為、起きて出てくるまで随分と待たされた。


それでも楓は永剛の顔を見つけると、パッと表情が変わり部屋に入る前から永剛の制服のズボンを脱がしにかかった。永剛は永剛で学校を出た時から既に勃起しており、ブリーフの前面が汁でヌルヌルと湿っていた。それを見た楓は眠たげな表情のまま嬉しそうに笑い、


「ずっと我慢してたの?」


と言った。永剛が頷くと楓は部屋の中へと永剛を連れ込み、鍵をかけた。玄関で永剛を裸にすると、ヌルヌルと滑ったブリーフを裏返し、永剛の顔を見ながらそこに舌を這わした。

楓のそれは一種の挑発だ、と永剛は思った。襲いたくなるのを堪えながら永剛は楓の次を待った。楓は抱きつくわけでも手を繋ぐわけでもなく、代わりに勃起したペニスを掴んで布団へと永剛を導いて行った。


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