第97話 闇魔法の意外な使い方?
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お城に戻って来た僕達は、いつもの騎士団の訓練場の端っこを間借りして格闘技の訓練中である。
通常ならズンダのようなでかい相手には投げ技からの寝技で一本取りにいくところだけど、今回はある程度盛り上げないといけないので、立ち技も練習しておく。
チャロンも
「出場するからには当然勝ちに行きます!」
と意気込んでいるので、僕と一緒に立ち技の組手をしたり、女子高生チームを相手に寝技の訓練をしたりと、頑張っている。
流石は獣人族と言ったところだろうか。
戦闘となると血が騒ぐようだ。
何故か亜季ちゃん達もチャロンに感化されたのか、熱心に格闘訓練を実施している。
亜季ちゃんの
「あの受付嬢を絞め落とす!」
という呟きは聞かなかったことにしておこう(汗)
訓練場の真ん中では騎士団も格闘訓練しており、こちらをチラチラ見ているが、もう絡んでくることはなさそうだ。
流石に次も返り討ちにされたらカッコがつかないだろうしね。
ただ、どこかで見たことがある少年が組手で負けて大の字で転がっているのは気の所為だろうか?(汗)
ゴウ君はあんな調子で格闘技大会に出ても大丈夫なのかな?
「ふう、いい練習ができたね。
本番前に怪我をしてもいけないから、これぐらいにしておくかい?」
「そうですね!お腹も空いてきましたのでこれぐらいにしましょう!」
とチャロンも答える。
「まあ、これくらい動けたら本番でも大丈夫かな。チャロンもなかなかいい動きだったよ。」
「対戦相手はまだ分かりませんが、試合が楽しみですね!」
「あ、そうだ、ケン君に例の品を納品しないといけないんだけど、どうすればいいかな?」
「そうですね。流石にお城の中はまずいと思いますので、明日にでも商業ギルドで打ち合わせをする体で待ち合わせてはどうですか?」
「それはいいね。商業ギルドならヤトノを紹介しても問題ないだろうしね。」
「では展示会の会場でケンさん達を探して明日の約束を取り付けたら食事に行きましょうか?」
「ああ、そうしよう。展示会の様子も見たいしね。皆もそれでいいかな?」
「はい!」
と、いい汗をかいてお腹も空かせた僕達は展示会の会場に向かう。
さあ、展示会はどんな感じかな?
◆◇
展示会の会場にやってきた僕達は、会場内の光景に驚く。
「なんかすごい人が多くない?」
「ええ、今日から他の商会も案内するとは聞いてましたが、これほどとは思いませんでした。」
とチャロンも驚いている。
会場内は「8番格納庫」ブランドのグッズや服を選ぶ商人達で賑わっている。
特に道具は珍しいのか、皆さん手にとって折りたたみ式スコップを曲げたり伸ばしたり、鍋セットを開けたり締めたりと楽しんでいる。
服コーナーはやはり洋服タイプが人気のようだ。
試着ブースは試着待ちの人達で列になっている。
夜用タイプもお姉様方が真剣な目で選んでいる(汗)
やはり特定の年齢層以上に人気があるのだろうか?
辺りを見渡すと商談コーナーにケン君とクリスさんを見つけたので声をかける。
「やあケン君、調子はどうだい?商品の評判はどうかな?」
「あ、タクさん達じゃないですか。
おかげさまで結構評判がいいですよ。
服も道具も予約をたくさんいただきました。
新ブランドの滑り出しは上々ですよ(ニヤリ)。」
と悪い顔をしながら答えてくる。
あ、これは相当儲かってるな?
「さっき冒険者ギルドに行ってきたけど、色々と話題になっていたよ。
ところで話題の中心の商品の説明と引き渡しをしたいので、明日の午前中にでも商業ギルドで会えるかい?」
「おお、もう準備できたのですね。
実は他の商会の方々からも噂の商品について問い合わせが多く来てるんですよ。
冒険者達からも何か知らないか?と聞かれているらしいですよ。」
と言ってニヤリと笑う。
て言うか、噂を流しているのは君だよね(汗)
「では少し早いですが朝の9時に待ち合わせでどうですか?
こちらの展示会の開始前に納品を確認していたほうがその後の商談に役立ちそうですからね。」
「わかったよ。じゃあ明日の朝9時にギルドで会おう。
ところで例の格闘技大会の名前を決めたのはケン君かい?」
「おお、もうご存知だったのですね?」
「ご存知も何も、もう申し込んで来たよ(汗)。
ケン君のおかげで楽しそうな相手と対戦も決まったさ。」
「それは楽しみですね(ニヤリ)。
あと、大会の名前は予想通り私がつけましたよ。
元の世界の人気格闘技イベントのからヒントをもらってね。」
「まあ、そんなところだと思ったよ。
じゃあ商売の邪魔をするといけないからもう行くね。ではまた明日ね。」
「はい。楽しみにしていますよ。」
とケン君と明日の約束を交わすと示会場を後にするべくその場を立ち去る。
せっかくなので各コーナーの様子を見て行こうと歩いていたら、巫女服と袴セットのコーナーでテンション高く話している3人の女性たちを見かけた。
服装はこちらの世界の一般的な洋服であるが、髪は黒髪で比較的小柄の女性たちだ。
どうやら真ん中の1人が商会長であとの2人がお付きのスタッフのようだ。
商会長らしき人があれもこれもと欲しがっているが、あとの2人が必死で止めているといった様子だ。
どうやら、「袴が短くて足が見え過ぎだ!」、とか、「お年をお考えを!」とか散々な言われようである(汗)
まあ気に入ってくれたならデザイナー冥利に尽きるけどね(汗)
そんな様子を見ながら僕達は展示会場を後にする。
たくさん商品の予約が入るといいね!
◇◆
結局この日の活動はこれで終わって、夕食を取って部屋でゆっくりすることになった。
昼間を食べすぎたので、格闘技大会に向けた体重の管理も含めて、僕達が生活しているお城の別館の食堂で夕食を頂くことにする。
うん、ここで夕食を頂くのも久しぶりのような気がするぞ。
チャロンと女子高生チームと一緒にビッグバードの胸肉のソテーの定食を美味しく頂きながら、明日の予定について皆で打ち合わせる。
ヤトノは言うまでもなくヘビの姿でバクバクと食べている。
うん、もはや説明の必要がないよね(汗)
「明日は朝からケン君との用事を済ませたら、明後日の格闘技大会に向けた準備をしようと思うんだよね。」
「どんな準備をされるんですか?」
とチャロンが聞いてくる。
「僕達が元いた世界の格闘技大会はただ単に試合を見せるだけではなくて、お客さんを盛り上げるために色んな趣向をこらしているんだよ。
会場を飾りつけたり、選手の入場を派手に演出したりとかね。
そのあたりの運営はケン君が上手くやってくれるだろうから、あとは自分の準備だね。」
と説明する。
「え、もしかしてど派手な衣装で登場したりするんですか?」
と楓ちゃんが聞いてくる。
「そうだね。まあ、服はいつもの戦闘服だけど、何かおまけの飾りでも作ってみるよ。」
「そうなんですね!楽しみにしておきますよ!」
と、何故か楓ちゃんがとても楽しそうだ。
「タク先輩。分かっているとは思いますが、公序良俗に反するようなものはやめてくださいね。」
と亜季ちゃんにツッコまれる。
「わ、わかってるよ(汗)
そんなんじゃないから安心してね(汗)」
相変わらず亜季ちゃんは僕に厳しいけど、僕はそんなに何か悪いことをしたのだろうか??
公序良俗に反する行為は自分の部屋以外ではした覚えがないぞ!
◆◇
部屋に戻ってきた僕達は、上着を脱いでリラックスしながら今日の一日を振り返る。
「今日もいろいろあって疲れたね(汗)。特に冒険者ギルドでのくだりが・・。」
「ですね。あのズンダとか言うやつがいつも絡んでくるのがイラッとしますね。
もうタクさんにぶっ飛ばしてもらうしかありません。」
とチャロンが怖いことを言う。
どうやらよほどイラッとしているらしい。
「まあ、軽くあしらってやるから安心しておいて。
ところで、さっき言っていた入場のときの飾りなんだけど・・。」
と言って僕のアイデアを簡単にイラストに描いて説明する。
「今回の格闘技大会の名前の由来は、元の世界では戦いの神様と言われている阿修羅から来てるんだよね。
この阿修羅は3つの顔と6本の腕を持つ神様だと言われているので、この姿を真似た飾りを被って登場してやろうかと思ってね。」
「確かにこの姿ならインパクトが大きいですね。
この世界には無い姿ですから、きっとお客さんもびっくりするでしょう。」
とチャロンと語り合う。
すると横で僕達の話を聞いていたヤトノが、
「いいですね!ではその腕も動かせるようにしてみましょう。
もっとリアルに見えるでしょうから。」
と横から斜め上の話を振り込んでくる。
「え!、そんなことができるの?」
「ふふふ、私の得意な魔法の一つなのですよ。」
「魔法?」
「そうなんです。私の種族は元々死霊魔法が得意な一族だったのですよ。」
「死霊魔法ってあの死霊魔法かい?
死んだ人の体を操ることができる魔法のこと?」
「そうですよ。ただ、ここ数百年は大きな戦争とかが無いので、そもそも操ることができる死体がないんですよ。
死霊魔術って、戦争とかで強い恨みを持って死んだ人とか、この世に強い未練を残して死んだ人の死体じゃないと上手くいかないんですよね。
なので、私の一族では死霊魔法を応用して人形なんかを動かせる魔法を開発したのです。
まあ、簡単に言うとゴーレムを作れる魔法ですね。」
と教えてくれる。
なんと!ここでまさかのゴーレム作製の魔法ですか?!
「ということは、例えば僕が「物体作製」でおもちゃの腕を作ったらそれを魔法で動かすことができるってことかい?」
「ですね。」
「何か必要な物はあるのかい?」
「そうですね。本当は魔力源となる魔石が必要なんですが、腕を動かすくらいならご主人様が作られる単3バッテリーで十分ですよ。
それを魔力源にして、あとは動きのパターンを魔法で書き込めば出来上がりです。」
「おお!じゃあ、早速作ってみていいかい?」
「ええ、もちろんです。」
とヤトノが答える。
僕はケン君からもらっていた真鍮とストックしていた鉄くずを使って「物体作製」で4本の腕を作る。
まあ、腕と言っても肘の部分の関節だけの簡単な作りだけどね。
これに魔石代わりに単3バッテリーを取り付ける。
「こんな感じでよいかい?」
とヤトノに確認する。
「いいですね。では魔法を付与しますね。」
と言いながら作ったばかりのオモチャの腕に触れると、ヤトノは何かを呟きながら魔力を流す。
きっと付与魔法のようなものだろう。
ヤトノが呟き終わると、オモチャの腕がキラキラと光る。
「できました!この腕に魔力を流すと肘の部分が伸びたり縮んだりしますよ!」
と言いながらヤトノが実際に魔力を流してオモチャの腕を伸ばしたり縮めたりして使い方を説明してくれる。
「おお!これはいいね!これに布でカバーを付けて僕の肩に取り付けるマウントを作れば、自分の腕と合わせて6本の腕があるように見えるよね!」
「ですね。私はそのあたりの部品を作るのも得意ですからお任せください。
なんと言っても村では腫れ物扱いで放置されていて、ゴーレム作りをする時間はたくさんあったので、いろんな部品作りは得意なのですよ。」
とヤトノがドヤ顔で答える。
「それなら腕の部品作りはヤトノにお願いするよ。
じゃあ僕は顔にかぶるマスクに取り付けるお面を作製するかな?」
と、真鍮の板を準備して3つの面の作製に取り掛かる。
イメージはもちろん、元の世界の子供たちに大人気のアニメである「マッチョマン」に登場する阿修羅をモチーフにしたキャラクターだ!
アニメキャラのとおりに「普通」「怒り」「冷笑」の3つの顔のお面を作ると、それを手作りした筒状の布袋に縫い付ける。
正面の「普通」の顔の目の部分に穴を開ければ完成だ!
「いいね!このお面を被って、ヤトノが作ってくれた腕を取り付けて登場すれば、かなりインパクトがあるよね!」
「ですね!少なくともこの世界では見たことのない異形の姿ですから、皆さんびっくりすると思いますよ!」
とチャロンがノリノリで答えてくれる。
「ご主人様!どうせならもう少しインパクトを加えましょう!
ご主人様の世界にも体に模様を描いたりする文化はありますか?」
「ああ、古代の戦士が戦闘の前に体に塗料で模様を描いたり、あと入れ墨と言って皮膚の下に直接塗料で絵や模様を描いたりする文化があるよ。
まあ、僕がいた国では戦士と言うよりは、ならず者のシンボルだったけどね(汗)。
こちらの世界にも同じような文化があるのかい?」
「はい、同じように戦士が戦意高揚のために体に模様を描いたり、入れ墨を描いたりする場合がありますね。
ただし、それができるのは真の戦士だけなので、大きな戦のない今の世の中ではごく一部の騎士や冒険者しかしていないはずです。
ぜひご主人様も体に模様を描いて試合に登場しましょう。
かなりのインパクトを与えられますよ!」
「それはいいけど、どうやって描くんだい?
塗料で描くと汗で消えてしまうし、入れ墨だと時間がかかるから試合までには間に合わないよ?
それに一回入れ墨を入れたら消せないしね(汗)」
「ふふふ、そこもご安心ください。
私は光魔法と闇魔法も使えますので、闇魔法を使えば光の反射率を変えて肌の色を濃く見えるように操作することができます。
もちろん元の状態に戻せますのでご安心ください!」
「なんと!ヤトノはそんな魔法まで使えるのかい??」
「そうなんです。黒蛇族は元々死霊魔法や闇魔法など、黒い色系の魔法が得意なのですが、
私は髪の色が影響したのか光魔法も使えるのです。
いつもご主人様に使用する回復魔法も光魔法の適性があるおかげですよ。」
「そうなんだね。流石は魔族といったところだね。」
「まあ、そんなところですね。
早速ですが絵のデザインを描いていただければ、私が魔法でご主人様の体に魔法でさっと描きますよ。」
とヤトノが催促してくる。
うん、これはもう描かないという選択肢はなさそうだ(汗)
僕は紙とペンを準備すると、
「うーん、どんなデサインにするか悩ましいところだけれど、折角だからチャロンと従魔達のイラストを描いてみようかな?」
と、僕は元の世界の人気格闘家達が彫っていたタトゥーをイメージする。
いわゆる和彫よりは西洋風の模様がいいよね。
まあ、実際に彫るわけじゃないけど(汗)。
僕はうーむ、と5分ほど頭の中でイラストを考えた後に、
「よし!これで行こう!」
と一気に描き始める。
まずは左の肩と上腕部用にチャロンを模したセクシー美女、同じく右の肩と上腕部用にヤトノを模したセクシー美女のイラストを描く。
うん、両方とも露出多めの巫女服を着た姿だが、アメリカンな感じのイラストでなかなかの出来栄えだ!
体の正面用にはスノーを模した狼と白蛇状態のヤトノがオーガをねじ伏せているイラストにした。
もちろんオーガはズンダのイメージだ。
何と言っても奴らのパーティ名は「オーガの鉄拳」だしね。
背中用にはクロロをイメージした黒いフクロウが翼を大きく広げてオーガの骸骨を鷲掴みにしているイラストを描いてみた。
体の表と裏のイラストを合わせて、オーガを完全にやっつけたイメージだね。
うん、なかなかの仕上がりだぞ!
「できたよ!こんな感じでどうかな?」
とチャロンとヤトノにできたばかりのイラストを見せる。
2人とも
「キャー!かっこいいです!
あと、私達2人のイラストもセクシー美人になってていい感じです!」
と、とても気に入ってくれたようだ。
「じゃあ、早速魔法でご主人様の体に転写しますね。
ささ、ご主人様、早く下着のシャツを脱いでくださいね!」
と言いながら、ヤトノは僕のTシャツをおもむろに剥ぎ取る。
そんなに急がなくてもよくないかい?
僕のTシャツを剥ぎ取ってご満悦のヤトノは、
「じゃあ、転写を始めますね〜。」
と言うと、左手で僕の体に触れて、右手に僕が描いたイラストを持つと何かの呪文をブツブツと唱える。
僕の体が一瞬キラリと光ったと思うと、さっき描いたばかりのイラストと同じ絵が、僕の体に浮かんでいた。
おお!これはすごいぞ!
まるで本物のタトゥーのようだ!
「すごいよヤトノ!これはまるで本物の入れ墨のようだよ!
これが肌の光の反射率の違いで入れ墨が入っているように見えているだけなんて信じられないよ!」
「キャー!ご主人様かっこいいですよ!
まるで歴戦の戦士のようです!
これは悩殺される女性が続出しますよ!」
とヤトノがよくわからないことを言いながら興奮している(汗)
それって従魔としてというか、僕の恋人として受け入れていいのかい?(汗)
「タクさん、これはなかなかのカッコよさですよ!
コヨーテ族というか、他の獣人族にも人気が出そうなデザインですね!
これは男女問わず人気が出そうです!
もしかしたら入れ墨のデザインの依頼が殺到するかもしれませんよ!」
とチャロンまで大喜びである。
「まあ、気に入ってくれて何よりだけど、デザインの依頼は来るかな?(汗)」
「はい!大丈夫ですよ!
私とチャロンお姉さんが最初のお客さんになりますから!」
と、ヤトノが謎のリアクションを取ってくる(汗)
「え?チャロンとヤトノがかい?」
「はい!こんなかっこいいデザインなら、私達も何かデザインして欲しいです!」
と2人ともニコニコしている。
「え?、この世界では女の子でも入れ墨を入れるのかい?」
「はい!人族も魔族も獣人族でも一緒ですよ!
男女問わず入れ墨に憧れますね!
真の戦士の証ですから!」
「そ、そうなんだね(汗)
でも、チャロンとヤトノのキレイな肌に入れ墨があるのはあまり想像したくないな〜。
普段は見えない部分に小さく描くのはどうだい?」
「普段は見えない部分、ですか?」
「そうそう、例えば下着に隠れる部分に小さく描いてみるとかね。」
と2人に提案する。
するとチャロンもヤトノも、
「「じゃあ、それでいいです!
何かいいデザインをお願いします!」」
と強くお願いされてしまった(汗)
「うーん、じゃあ、こんなのはどうだい?」
と小さなヘビとコヨーテのイラストをサラサラっと描いて2人に見せる。
ちょっとデフォルメしたなかなか可愛いデザインだ。
「これをブラとショーツに隠れて見えない部分に描いてみるのはどうだい?
これなら僕しか見れないだろうから、まあギリギリ許容範囲かな?」
「「はい!じゃあ早速描いてみますね!」」
と、チャロンヤトノは仲良くおもむろに服を全て脱ぐと、ヤトノの魔法でブラとショーツに隠れる部分に魔法でイラストを描く。
うん、これはなかなかセクシーじゃないか!!
「ふ、2人とも、これはなかなかいいね!
僕にしか見れない部分に、僕がデザインしたイラストが描かれているなんて、独占欲を刺激されてしまうよ!」
「ふふふ、タクさんったら、すごく興奮されてますよ(ポッ)。
もうエッチなんですから・・。」
とチャロンが顔を赤らめて僕の僕を見ながら小声で呟いている。
チャロンに指摘されて気がついたが、僕の僕はもう既にワイルドトランスフォームMAX状態である。
「もう、ご主人さまったら!今夜はタップリご奉仕が必要ですね!」
とヤトノにまでからかわれる始末である(汗)
その後、イソイソと作業の後片付けを終えた僕達が、お風呂とベッドで大興奮の夜を過ごしたことは言うまでもない。
いつも通りに夜中過ぎに賢者モードに戻ると、3人+スノーで眠りにつくのであった・・。
おやすみなさい、異世界・・。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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