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堕肉の果て ~令和に奏でる創造の序曲(プレリュード)~  作者: KEY-STU
第三部 六章 リベルタドーレス ~解放者たち~

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2197/2231

2197.アリシアの正体

『ダソス・ダロスの大馬鹿野郎にはマジでムカついていたからちょっと本気だったけどね? 後の()達には結構手を抜いてあげたんだよ? まあズィナミやエンペラ、パリーグ、シエルさんやモグラ達にはガチだったんだけど?』


『あ、ああ、そうなのだな』


『結構な割合でガチだったのね……』


 うん、その辺は良いからアリシアの件を聞こうよ。


『やっぱりズィナミは強いよね、僕以外のエルフがてんで相手にならなかったからぁ』


『む、エルフ?』


『ギレスラお兄ちゃん、それって烏骨鶏の事よ!』


 ねえ、アリシアは?


『あ、ああそうか! なあペジオ、さん? あの烏骨鶏達は一体何者なのだ?』


『ん? ああ、彼等なら幸福寺オールスターズ、それとレジスタンスで元警察官からの選抜メンバー、名付けてNine The Buleさ』


『な、ナインザブルー?』


『ギレスラお兄ちゃんっ! The Buleって官憲の事よ! 遥か昔に半分蔑みつつそー呼んだんだってっ! あと権力の犬とかっ!』


『な、なるほど』


 そこからペジオは次々とギレスラとぺトラの質問に答えていった。

 全ての事柄にすらすらと屈託の欠片(かけら)もなくまるで世間話の様に、であった。


 かつて自分は結城夫妻の一粒種(ひとつぶだね)ペジオだった事、日本からハタンガへの入植初期に生物学者としてこの大陸に渡って来たが研究に行き詰った結果、自らをエルフ化する為に一旦日本へ帰った事、自前のスキル、『キメラ』で変身後こっちに戻ろうとした際、オールスターズとナインザブルーが付いて来たいと我侭三昧(わがままざんまい)で駄々を捏ね続け、仕方なく同伴して来た事等を包み隠さず話したのである。


 ここまでアリシア無し、観察は一方通行、残念至極である。


『では彼等は元々ニンゲンだったのだな?』


『そうだよ、僕が『キメラ』でアリシアと合体した時に頼まれてね、同じ小屋に居たあの子達と合体させてあげたんだよ』


 おっ! アリシア来たじゃん、って、小屋?


『え、その、アリシアさんが一緒の小屋に居たの? 烏骨鶏と?』


 おう、ソコおかしいだろ?


『ん? 茶糖の家では普通だったけどね? 兎のアリシアは烏骨鶏と同じ小屋だったよ? ずっと』


『そ、そうなのね』


 なんだよっ! アリシア違いかよっ! どうせあのデブが適当に知ってる名前から付けたんだろうな、紛らわしいっ!


 にしても兎を鶏小屋にって…… お互いの精神安定に良いとか、だったか? 昭和かよ、エモいなぁ。

 それに…… そうか、確かに茶糖家には十九羽の烏骨鶏がとかなんとか…… オルクスに魂を抜かれた茶糖家を悟らせない為に善悪がオールスターズのリーダー鯛男に嘘を吐いた件だったかな? そうかっ、その烏骨鶏が未来で結城さんちのペジオとねぇ~。


 ん? んん? 烏骨鶏、十八羽しかいないじゃん! 元マッポのノーマル烏骨鶏が九羽、馬鹿みたいに派手なオラつき気味のウォーボンネットのイカチィ烏骨鶏が九羽きりじゃん!

お読みいただきありがとうございます。

感謝! 感激! 感動! です(*'v'*)

まだまだ文章、構成力共に拙い作品ですが、

皆様のご意見、お力をお借りすることでいつか上手に書けるようになりたいと願っています。

これからもよろしくお願い致します。

拙作に目を通して頂き誠にありがとうございました。


Copyright(C)2019-KEY-STU

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