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堕肉の果て ~令和に奏でる創造の序曲(プレリュード)~  作者: KEY-STU
第三部 六章 リベルタドーレス ~解放者たち~

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2177/2179

2177.実況

 何故私、観察者が判ったかについてもご説明しておかなければなるまい。

 それは見えたから、だ。


 丁度私の観察の視点、今はガトなのだがその目の前に巨大な水棲モグラ兄弟が落下してきて口や鼻から(おびただ)しく出血しながらピクピク震えているからに他ならない。

 どうやら一連の戦いの間中、土中で様子見だけを繰り返していたモグラに天罰的な茶色の閃光の裁きが下ったらしい。

 恐らくだが、そこらに空いている使途不明の穴から侵入を果たしたペジオにやられたのではなかろうか?


 タゲがモグラに移ったお蔭でラマスとカタボラは一息吐けたようだ。

 ラマスは横転したエバンガの方向を振り返って、やめて! だとか、アンタ殺すわよ! だとか? せめて目を開けなさいよ! だとか何とか叫んでいたが今は静かになっている。

 少し前、振り返っている間に受けたカタボラのスプラッシュが額にヒットして以来、頭を抱えて蹲ったままだからだ、あっ、また一発ヒットした、今のはムチ打ち気味だった感じだぞ。


 遂に両膝を落としたラマス、彼女は負けたのだ…… 主な敗因は背中から撃たれ続けたフレンドリーファイアだろう、仲間選びは大切だよな。


 しかし…… この主戦場と化した広場、こんなにあっさりした風景だっただろうか?

 確か崖の上から見た時はもっとこう殺伐とした…… あーそうだ、コカトリスっぽいモンスターの死体があちらこちらに転がっていた筈だ。


 あれらはどこにぃ…… おっ、いたな!

 どうやら生きていたらしい凶暴そうなコカトリスが十九体、今は元気な足取りで神殿に突き刺さった豚猪とドラゴンを救出している最中の様だ。


 二手に分かれて声を掛け合いながらの慎重な作業、どうやらモンスターでは無く魔獣だったのかな? 見た目の醜さだけで判断してしまった私、観察者のミステイクだ、陳謝しなければなるまい。


 このコカトリス改め鶏型の魔獣、どうやら結構賢いらしく、竜とボアの救護作業は五体づつの二班体制、残った九体は三手に分かれてガトとダソス・ダロス、グラム・ランド達ドラゴン、黒熊マッチの獣人組にそれぞれ挨拶的な事をしている様だ、名刺なんかも渡している、やはり賢いしそれなりのビジネスマナーも身につけているらしい、恐れ入る。

お読みいただきありがとうございます。

感謝! 感激! 感動! です(*'v'*)

まだまだ文章、構成力共に拙い作品ですが、

皆様のご意見、お力をお借りすることでいつか上手に書けるようになりたいと願っています。

これからもよろしくお願い致します。

拙作に目を通して頂き誠にありがとうございました。


Copyright(C)2019-KEY-STU

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